ヘアドネーションをされる方、したい方も多いですよね。
僕も3回以上ヘアドネーションのカットをさせて頂きました。
そして今もヘアドネーションをしたいと思って髪の毛を伸ばしているお客様もいらっしゃいます。
ということで、ヘアドネーションについて書いてみましょう。
ヘアドネーションとは?
もしかしたら知らない方もいるかもしれませんのでざっくりご説明。
規定の長さ以上の髪の毛を送って、医療用ウィッグを作り、18歳以下の子供たちに無償でプレゼント。
という感じですね。
寄付された髪の毛だけで作るメディカル・ウィッグとなります。
せっかくバッサリ切るなら、誰かの役に立つのも良いですよね。
以前カットしたヘアドネーションの記事はこちら。
バッサリ切るならヘアドネーションしてみましょう。個人でも送れるヘアドネーションの仕方。
『バッサリカットでヘアドネーション』ご自身で送ることも出来ます。
15センチから寄付可能なヘアドネーション《つな髪》って知ってますか?
ヘアドネーションの条件は?
さて、ヘアドネーションをするには条件があります。
まず、ヘアドネーションの送り先には2種類ありまして、それによっても条件が変わってきます。
JHD&Cの条件
- 31cm以上の長さがあること
- カラー、パーマ、ブリーチヘアでもOK
- 完全に乾いていること
軽く引っ張っただけで切れてしまうほどの極端なダメージがなければ大丈夫です。
年齢や国籍、性別、髪色、髪質は問いません。クセ毛やグレイヘア(白髪)でも問題なく使用できます。
カットの前に、決して髪の毛を濡らさないでください!
JHD&Cさんの場合は上記の条件となります。
つな髪の条件
寄付が可能な髪について
・髪の長さ15cm以上または31cm以上
・年齢、性別、国籍は問いません
・ヘアカラーをしていてもOK
※ヘアカラーによってウィッグ制作の用途が違います。
寄付の受付ができない髪について
- ブリーチした髪
- 白髪・白髪まじり
- パーマを当てた髪(ストレートパーマも含む)
- 天然パーマの髪・くせが強い髪質(縮毛矯正やストレートパーマが必要な程度)
- 縮毛矯正をした髪
- 傷みが激しく引っ張ると切れてしまうような髪
つな髪さんの場合は上記の条件ですね。
JHD&Cさんの条件とは違うことが分かりますね。
NGな条件が多いですが、15センチ以上ということがメリットですよね。
ヘアドネーションをする際の注意点
本来ヘアドネーションに関しての注意点としては、上記の条件を守ることですよね。
ですが、もう一つ注意点があります。
それはヘアドネーション後の髪型
長い髪の毛をゴムで結んでカットするわけですよね。
例えば31センチの部分でカットをします。
そうすると切りっぱなしの髪の毛の長さはだいたいこれくらいですよね。
ここから髪型を作っていくわけなのですが、
ゴムで結んでカットをしているのでガタガタになってしまいます。
さらに長い髪の毛を短くするので、今までよりも髪の毛が浮くのでより短くなります。
例えばボブにするとしたら、ガタガタの裾部分の一番短いところに合わせてカットをします。
なので、ヘアドネーション後の髪型は31センチよりも短くなると考えていただたほうが良いかと思います。
しっかりと担当美容師さんと相談して髪型を考えたほうが良いですよね。
ぜひご参考にして下さい。