ごくたまに、お客様が不思議に思われることがあります。
シャンプー中にヘアカラーの色を入れる技術
何を言っているのか分からないと思いますが、ご説明していきます。
基本的にヘアカラーは席で染める
基本的にはヘアカラーってお席で塗っていきますよね。
これが通常です。
99%と言っても過言ではありません。
理由は
塗る部分をしっかりと分けられる
というのが一番でしょう。
- 根元のみ染める
- 根元と毛先のカラー剤を変える
- 根元と毛先を時間差で塗っていく
などなど。
シャンプー台で染めるトナーってなに?
美容師さんしか知らない用語ですが
シャンプー台でヘアカラーの薬剤を使用して色を入れることをトナーと言います。
ただ、基本的にはトナーをすることは少ないかなと思います。
シャンプー台で寝そべった状態で、ヘアカラーの薬剤を髪に塗り、数分で流すことが多いです。
基本的には
ブリーチ毛などにすることが多いですかね。
ブリーチ後の色味を補正したり
その次に塗るカラーを塗りやすくするため
ですね。
また、暖色系のカラーをする際などにも使用することがあります。
暖色系のヘアカラーはお湯で落ちやすくなっています。
なので、少し落ちてしまったor持ちが良いようにといった理由でトナーをすることもあります。
トナーだけすることも可能?どうなる?
基本的にトナーはカラー剤を塗り分けることが出来ません。
なので、ベースの髪の状態などによってはトナーではなく普通に染めたほうがよいでしょう。
ベースの髪の状態が整っていて
根元の部分も気にならない
けど、色が落ちたから少し色を入れたい
という時はトナーでも可能です。
実際にトナーのみで染めたのがこちら。
ビフォア
アフター
色が入ったのが分かりますね。
根元のプリンはそこまで染まりません。
一応このように少し色を入れるだけであればトナーで十分かなと思います。
- 時間がなかったり
- まだ染めるには早いけど、色が落ちているのが気になっている
等の場合ですね。
料金的には通常のカラーよりは安くなっていますが、基本的にあまりこれだけでご来店される方はどのサロンも少ないので、決まっていない事が多いでしょう。
ただ、普通に染めるよりも色持ちは悪くなってしまうので、メンテナンス程度のイメージで思っていただければ良いのかなと。
こんな方法もありますよ程度に覚えていていただければと思います。
ではでは。