髪が生き返った〜!
と喜んで頂けるお客様に
いや、髪は元々死んでる細胞だから生き返りません。
と比喩表現に冷たく突っ込む渡辺です。
違う。
そんなお話ではありません。
トリートメントで髪は治るの?
表現方法が難しいのですが・・・
トリートメントで髪が元通りに治るということはありません。
分かりやすく説明します。
髪の毛を爪で例えると分かりやすい
指です。爪です。
イメージ図です。
さて、爪が割れてしまうと・・・・
こんな感じですよね?
例えば割れた爪を放置しておいても・・・治りませんよね?
もしくは、割れた爪を放置していると、更に割れてしまったりしますよね?
こういう時はどうするのか?
2択ですよね。
1択目は割れてしまったところを切る
2択目は割れてしまったところをジェルなどで埋める
これは髪も同じで、ダメージしてしまった場合は
- ダメージ部分を切る
- ダメージ部分を補修する(トリートメント)
ということになります。
放置していても治ることはなく、逆に何かの拍子でよりダメージを受けてしまうことも。
なので、髪が治るというよりは、治療・手当をするというイメージの方が近いですね。
実際にtreatmentの意味としては
treatmentとは
たぶんこの意味で使われているのだと思います。
長くなりましたね。
まだ書きたいことがあるので、ざっくりと書くと・・・・
トリートメントの持ちを爪でイメージすると?
ジェルなどで割れた部分を補修した後に
- 優しい洗浄力の洗剤を使うか
- 強い洗浄力の洗剤を使うか
によってジェル部分の持ちも変わってきますよね?
それと髪も同じです。
せっかくキレイにしても、使用するモノや扱い方によって取れやすくなります。
トリートメントの種類の違いは?
割れた部分さえ埋めてしまえば良いなら、トリートメントの種類は関係ないのでは?と思うかもしれませんが・・・・
- 爪に似た成分で埋めて、その上にトップコートを塗るのか?
- ボンドや接着剤などで隙間を埋めて割れた部分の引っかかりさえなくなればよいのか?
みたいなイメージです。
シリコンガッツリ系を使うのか、しっかりと内部に擬似的に似た成分を入れるのかの違いですね。
トリートメントは何のためにするの?
最終的に落ち着くと・・・・
トリートメントは髪を元通りに生き返らせる
ではなく
トリートメントは治療・手当をして延命させる
といったイメージの方が正しいのかなと。
爪は、割れたり欠けたりしてしまってから治すよりも、割れないように気をつけることが大事ですよね。
髪も同じで、ダメージしてから治すよりも、ダメージしないように気をつけることが大事です。
ぜひご参考までに。