あなたに合わせたヘアカラーを提案します!!
なんてよくある謳い文句ですが・・・
実際に美容師さんがどんな感じでカラー剤を配合しているのかを試しに書いてみたいと思います。
お客様スタイル。
ってことで・・・
ビフォア
ちょっとオレンジ味があり、黄色みが強い髪。
赤み・黄色味は嫌。
染めたばかりは暗くて良いし、ちょっと緑っぽくても良いから濃いめで!
ってことで、カラー剤の配合。
たまにはレシピを書いてみると・・・
今回は
- ミントアッシュ
- プラチナ
- ブルー
- ラベンダー
- グリーン
の計5色を配合です。
これが1剤。
2剤は4.5%
毛先はクリアで薄めて。
一応配合比率が多い順ですが、基本的に〇:〇みたいな比率は計らずに感覚で配合する美容師です。
あ、けどきちんと計っている美容師さんが多いですよ??w
けどね、毎回ベースの髪の状態って違うじゃないですか?
同じお客様に前回と同じ配合でカラーしても全く同じ色にはならないですよね。
※残留ティント(前回のカラーで残っている色素)やダメージ具合などによって微妙に変わってくるので
なので、基本は1剤と2剤の量しか計りません。
あ、リタッチ(根本のカラー)の場合は全く同じ比率で配合しますが。
で、仕上がりはと。
アフター
うん。
綺麗。
レシピの考え方としては・・・
ミントアッシュ
メインのベース
プラチナ
第2のベース
ブルー
濃いアッシュ感を出すため
ラベンダー
黄ばみを消すための補色
グリーン
少しある赤みを消すための補色
暗くしたいけど、彩度もしっかり出したいので4.5%
冬も終わって春なので、暗すぎるよりちょい明るさほしいので。
ベースの状態が黄色味が強いのでラベンダー。
もし赤みが強ければグリーンを多く入れます。
ベースのミントアッシュの彩度が弱ければブルーを多めに。
暗くしなくて良いなら5%とか6%とか。
暗くても良いから色持ちを優先させるなら2.8%とか3%とか
みたいな感じです。
比率は教えないのではなく、わからないのです。
果たして需要があるのか分かりませんが。。。
美容師さんはこんな感じでカラーの配合を考えています。
もちろん、たまにはアッシュ単品で染める場合もありますが、ベースの髪の状態や求める色味などによるので、ほぼ僕は3〜5種類くらいのカラー剤を混ぜます。
ようは一人ひとりカラー剤の配合は変えますし、美容師さんによっても配合が変わります。
参考程度にね。
[twenty20 img1=”13043″ img2=”13045″ offset=”0.5″]
ではでは〜。