先日のLINEでのご相談の方にご来店いただきました!
先日のご相談内容はこちら。
簡単に書きますと、
ブリーチ・縮毛矯正をして濡れた状態の髪を引っ張ると千切れてしまう髪にもう一度縮毛矯正をかけることは可能か?
ということです。
とりあえず見てみないと分かりませんよね。
ということで、ご来店いただきました。
ビフォア〜カウンセリング〜
ご自身でストレートアイロンをされています。
めくってみると・・・
クセが出ているのがわかりますね。
これ、何が難しいかというと・・・
縮毛矯正の強い薬剤がブリーチ部分につくと、チリチリになってしまうということ。
実際に髪を見て触ってみると、意外とまだ余力はありそう・・・。
ですが、毛先の方はテロテロ・・・。
根元も以前縮毛矯正を一度かけている髪なので、ダメージはある程度。
結構怖い施術です。
よく「ブリーチ 縮毛矯正」で僕のブログに来て「かけられるかも!!」とご来店いただくことがございますが・・・
僕はブリーチ毛に縮毛矯正をかけることをウリとしていません。
最悪チリチリになります。
なぜなら知らない美容師さんがかけたブリーチ毛に縮毛矯正をかけるので。
今回の場合は知らない美容師さんがブリーチ・縮毛矯正をかけた髪にもう一度縮毛矯正をかけるという危険行為。
多分普通の美容師さんは断ります。
ですが、せっかく来ていただいたのなら頑張りたいとは思います。
その代わり
最悪チリチリになってしまうかも
チリチリになっても料金はいただきます
クレーム・返金・やり直しはいたしません
という鬼の制約を守ってくれるのならば。
だって、絶対じゃないですもん。
今回の方は、チリチリにはなりたくないけど、せっかく来たからやる!
という意志の元、施術することに。
LINEをいただいていた時に考えていた3つの方法。
1つはチリチリにならない代わりにめちゃくちゃ弱い薬剤なので伸びない可能性も。
残り2つは髪にまだ余力があれば弱い薬剤でいく。その代わり余力次第ではチリチリになる可能性も。
今回は残り2つのうちの1つで。
97%トリートメント縮毛矯正です。
97%トリートメント縮毛矯正でも、髪の状態によってはチリチリになる可能性もあります。
ドキドキしながら頑張って縮毛矯正をかけます。
でも、チリチリにはならないように。
チリチリになるくらいならまだ伸びないほうがマシというお客様とのカウンセリングで、ビビリ腰で弱めに。
ということで・・・
アフター
パッと見た感じ、ある程度綺麗に伸びてそう。
ただ乾かしただけですからね。
ご来店時はストレートアイロンで伸ばした状態。
内側は・・・
う〜ん。
ちょいクセが残っていますが、最初よりはクセが落ち着いています。
チリチリにならないようにビビって弱くかけました。
最悪チリチリになっていい!というならば攻め攻めでやるのですが、今回はそういうわけではなかったので、安全パイで。
比べてみましょう。
後ろから見た感じは分かりにくいですが・・・
横から見た感じはクセが伸びているのが分かりますね。
根元のブリーチではない部分は普通に縮毛矯正をかけているので、綺麗に伸びていますね。
中間部分が甘いですが、チリチリになるよりはマシですね。
お客様も満足してくれたようで何より。。
ブリーチ毛に縮毛矯正はかなりの危険行為です。
絶対に綺麗にできるという保証はありません。
チリチリになる可能性もあります。
ブリーチをする際はしっかりと後々のことを考えてやりましょう。
ではでは〜。