先日お客様に聞かれました。
う〜ん。。。
何だろう。。
ということで、考えてみました。
※しがない一美容師の個人的な意見です。
ブリーチ毛への縮毛矯正、その逆
こちらでも書いていますが、不可能ではない施術です。
ですが、一番怖いのは・・・
- 知らない美容師さんがしたブリーチ毛に縮毛矯正をかける
- 知らない美容師さんがした縮毛矯正にブリーチをかける
つまり、僕がした施術じゃない上に施術することが一番怖いですね。
理由としては、美容師さんによって技術や考え方はバラバラです。
- 何の薬剤を使ったのか?
- 何分おいたのか?
- 何度でアイロンしたのか?
- アイロン操作の方法は?
などなど、それによってダメージの原因やレベルが変わってきます。
見て、触って、話を聞けばある程度わかりますが、それでも推測するしかないので一か八かです。
まだ、僕がしたブリーチ毛に縮毛矯正するなら希望の光が見えます。
ブリーチ毛に縮毛矯正した実験がこちら
はい。
お勧めはしません。
やれと言われればば頑張りますが・・・保証はできません。
ちなみに、縮毛矯正にブリーチをしたのがこちら
黒染めを明るくするカラー
黒染めを明るくするカラーも同様です。
- 何の薬剤なのか?
- 何分おいたのか?
- その前の髪の状態は?
などによって変わってきます。
また、どれくらいの明るさ、赤みを消したいのかによって薬剤を変えます。
- 黒染め部分には強めの薬剤
- 黒染めじゃない部分には弱めの薬剤
を使うので、境目がムラが出来やすいカラーです。
黒染めをする場合は、数年間は明るくしないという覚悟を持ってしましょう!
ちなみに、ヘナの場合は明るくできません。
どうしても黒くしなくてはいけない場合は、担当美容師さんに「すぐ落ちる黒にor黒に見えるように」
をお願いしましょう。
色ムラを直すカラー
これもまた難しい技術
既にある色ムラを直すという施術。
黒染めなどによるカラーによってできた色ムラなのか
謎のものを使って化学反応によってできた色ムラなのか
どちらにしても大変な作業です。
- 暗い部分には明るくなる強い薬剤を
- 明るい部分にはそんなに明るくならない弱い薬剤を
境目をはみ出せばさらにムラに
境目をはみ出さなければムラのまま
はい。かなり難しいです。
一度ムラになった場合は
めちゃくちゃ明るくするかめちゃくちゃ暗くするかが一番ムラを消しやすいですね。
ちなみに、ブリーチ・縮毛矯正・黒染め・色ムラすべてを兼ね備えた施術を以前したことがあります。
チリつく気配しかしません。
お勧めしません。
ですが、どうしてもという場合のみ一生懸命頑張ります。
結果はあまり期待しないでくださいねw
・・・
こう考えてみると、かなり大変な施術ばかりやっている気がしますが、僕はそういうのを専門にしている美容師さんではありませんよw
どうしてもということで、危険なことを承知してもらっての施術になります。
もっと大変なことになっても責任は負いません。
以上、美容師が思う『大変な施術・技術』でした。