先日、スタッフのカラーをお願いされました。
ビフォア
いつも赤系で染めているスタッフ。
かれこれ1年近く赤系を染め続けています。
1年染め続けると、退色してきても赤ですね。
さて、そんなスタッフからまさかのオーダー
赤髪が嫌になった!
ほんのりアッシュ系に染めて!
・・・
難易度高めです。
退色してきてもこれだけ赤い髪から赤みを消すというのは結構難易度高めです。
ダブルカラーで赤みを消す作戦に
どう考えても1度のカラーで赤みを消すことは不可能だと感じました。
なので、ダブルカラーで赤みを消す作戦に出ます。
明るくしたいけど、キンキンは嫌
というオーダーもいただきましたので、
ブリーチサプリメントを使用してダメージを減らし、キンキンにならないように。
※ブリーチサプリメントはダメージを軽減しますが、リフト力(明るくする力)も弱くなります。
ということで
ブリーチサプリメントでダブルカラー
ブリーチにブリーチサプリメントを配合してダメージを減らしながら赤みを消します。
〜20分後〜
ブリーチサプリメントは通常のブリーチよりも明るくなるのが遅いので、20分〜30分の時間を置きます。
だいぶ赤みが消えたので、一度流します。
流した後
最初よりは赤みが消えましたね。
さて、この状態から・・・
今度はブリーチではなく普通のカラーで赤みを消す作業に入ります。
ここにも書いていますが
赤みを消すためには補色(反対色)の緑が必要不可欠となります。
秘密の配合で染めていきます。
ちなみに6種類のカラー剤を配合。
時間をおいてチェック。
う〜ん。
まぁまぁ良い感じになってるかな?
ということで、シャンプーです。
アフター
濡れていると全くわかりません。
少し赤髪が顔を出しているようにも見えますw
乾かしましょう。
おお。
だいぶ良いのではないでしょうか?
赤みはかなり消えて、ほんのりアッシュなアッシュブラウンになりました!
画像よりももう少しアッシュっぽいです。
比べてみましょう。
うん。
かなり赤みは消えましたね。
1年間染め続けた赤はかなり内部まで浸透しているので、もしかしたら退色してきた時にまた赤が出てくるかもしれません。
その場合は、今度はダブルカラーせずに通常のカラーのみで染めていけば徐々に赤みは消えていきます。
ブリーチサプリメントなので退色してきてもキンキンになりません。
ぜひご参考にしてください。