先日の金曜日のニュースなんですが。。
お客さんやスタッフに話してもあまり知られていなかったので書いてみます。
ってか、土日にいろんな美容師さんがこの件についてブログに書いているんですがねw
ヘアカラーや白髪染めで皮膚トラブル
一応書いておきますが、ホームカラーのお話です。
ドラッグストアの店頭に並ぶ、さまざまな色やタイプの毛染め。
「毛染めによるアレルギーのリスクについて、正しい知識が消費者に十分伝わっておらず…」と発表した。
消費者庁には、2010年度以降のおよそ5年間で、1,000件を超える被害相談が寄せられ、そのうち、およそ170件は、1カ月以上の重症だった。
自宅で毛染めを行ってきたという女性は、顔面が赤く腫れ、滲出(しんしゅつ)液が滴る状態にまでなったという。よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子院長は「ヘアカラーというのは、若干刺激があるものだという認識がある方が多いが、それが、ある日急に、重篤な顔が腫れる症状を引き起こしたり、全身に広がるとか、時にアナフィラキシーを起こして、命に関わるとか。そこまでのものを引き起こす可能性があるほど、危険だという認識は、ほとんどの方が持っていない」と語った。
記事抜粋
いや、僕たち美容師からしたら当たり前のお話ですよね。
薬も過ぎれば毒となる
用法用量をよく読み正しくお使いください
美容師の手が荒れている人いますよね?
ただの洗い物だけでそうなっているわけではありません。
荒れて傷になっているところに薬剤がつくことでより荒れていきます。
美容室の薬剤なら安心?
いや、そんなことないですよ。
単純に、美容師がうまいことやってくれるから安心なんです。
髪の状態や頭皮の状態に合わせて
- 薬剤の強さ
- 塗り方
- 放置時間
- シャンプーの仕方
全部考えて施術しています。
僕たち美容師でも「しみる方」には色々注意してカラーしたりしてます。
専門的な知識と経験から成せる技です。
一般の方ができるはずがありません。
ホームカラーして荒れる?
正しい使い方をしなければ荒れますよね?
ホームカラーするならそれ相当のリスクは承知でしてくださいね♡←
あ、別にホームカラーを悪く言っているわけではありません。
時間がないとか
お金がないとか
いろんな理由でホームカラーしなきゃいけないってことありますからね。
ただ、ホームカラーする場合は
頭皮・毛髪への危険性
色ムラ、今後のカラーの問題
などでてくるので、その辺りを了承した上でしてください。
手軽で安いってことはそれ相当のリスクはあります。
結局変なカラーになって美容室に行かなくちゃいけなくなり、無駄にお金がかかるという方もたまにいますからね。
それならいいけど、ホームカラーでめちゃくちゃ荒れたりしたらもっと大変です。
私は大丈夫
はい。そんな方も気をつけてくださいね。
吉木院長は「今までヘアカラーをしていて大丈夫でも、いつか突然アレルギーになって、重篤な症状を起こすということはあり得る。」
記事抜粋
そういう方が荒れたりしたので今回のニュースになったんです。
ぜひ参考にしてください。