お客さんに聞かれたことあるお話です。
皆さんも、一度は思ったことあるのではないでしょうか?
というか
初めてラップされてる人を見た時は
「え?」
って感じになりますよねw
目次
カラーする時になんでラップするの?
当たり前すぎて説明をしたことがほぼありませんでした。
申し訳ございませんでした。
謝ったので許してくださいね。
さて、本題。
ラップすることに意味があるのか?
ありますとも。
ええ。
とても大事な理由が3つもありますよ。
ただラップをするだけで3つも理由があるんですよ。
ヘアカラーする時に「ラップ」の3つの理由
まずはざっくり3つのご説明。
- カラー剤の乾燥を防ぐ
- 頭皮の熱を利用する
- カラーが他のところにつかない
1つずつ説明していきましょう。
カラー剤の乾燥を防ぐ
カラー剤はクリーム状ですよね?
塗布量にもよりますが、ラップをしないとエアコンなどで乾燥していきます。
と言っても、カッピカピになるかといったらそんなことはありませんが。
それでも、薄く塗っているところなどは乾燥しやすくなります。
乾燥してしまうと上手くカラー剤が反応しにくくなります。
塗布量などにもよるので、絶対というわけではありません。
頭皮の熱を利用する
これが一番かもしれませんね。
頭皮からも体温は伝わってきます。
で、その体温をラップすることで熱を髪全体に行き渡らせます。
たまに頭の上でクルクル温める機械がありますよね?
アレを使わなくてもある程度は体温を使って薬剤の反応を良くします。
髪質などによってはクルクル温める機械を使わなければいけないこともありますが。
カラーが他のところにつかない
これも大事なこと。
お客さんが雑誌読んだりスマホいじったりで顔が下向きますよね?
その時に顔にべちゃ!って付かないようにしたり。
何か取ろうと前屈みになった後に、背中にカラー剤が付かないようにしたり。
もうそんなことになったらテンションだだ下がりですよね…
そうならないためにもしています。
んじゃ、絶対ラップした方がいいんじゃないの?
となりますが
・・・
それがまた例外もあります。
トーンダウン(暗くする場合)はラップをしない方が綺麗に発色します。
ま、ケースバイケースってやつですね。
ちなみにラップって普通のラップなの?
これもたまに聞かれますが・・・
お店によってバラバラです。
美容室用のラップを使っているところもあれば
食卓用のラップを使っているところも。
違いとしては、ラップがくしゃってなった時に戻しやすいかどうかとか。
普通のラップは戻しにくいけど、美容室用のラップは戻りやすいです。
ラップ同士がくっつきにくいって感じですかね。
逆にくっついて欲しい美容室は普通のラップを使います。
やりやすい方を使っているだけで特に良い・悪いはありません。
話を戻しましょう。
したいカラーや状態に合わせてラップをするか決めているので安心してください
もしたまに
あれ?ラップ忘れてるのかな?
って思ったとしても、そんなことはありません。
わざとラップをしていないだけです。
僕達美容師は、その時々で合わせて使っているのでご安心ください!
ではではそんな感じで。