さぁ皆様。
シリーズ化していますね。
今回も無駄な実験をしていきたいと思います。
以前、こんな記事も書きました。
その中に
カラーとパーマの順番は?
基本的にはパーマを先にする美容師が多いと思います。
理由は
パーマを後にするとカラーの色が落ちる
と書きました。
もちろんこれを信じていない方はいないと思いますが・・・
カラー後にパーマをすると本当に色落ち知るのか?
実際にわかりやすいように実験してみたいと思います。
準備
今回は分かりやすいようにブリーチ毛を使います。
事前にブリーチ毛にカラーをしました。
染めたてホヤホヤの髪です。
一応書いておきますが・・・
ブリーチ毛にパーマは基本的にお断りしています。
今回は色落ちが分かりやすいようにブリーチ毛を使っているだけです。
ということで、同じ毛束を2つ用意します。
こちらの2つの毛束を使って実際に試してみます。
予想
まぁ、予想するまでもないですが・・・
確実にパーマの1剤の段階で色抜けするでしょう。
むしろ色が抜けなかったらびっくりします。
今回は美容師さんなら誰もが知っているけど、実際にわかりやすく試していなかったための実験ですからね。
美容師の自由研究スタート
毛束の1つは何もしません。
分かりやすくするために。
もう一つの毛束を使います。
毛束をパーマ液につけます。
と言っても、ずっと浸しておくのはおかしいので、数秒で取り出します。
その後、数分間放置します。
〜そして8分後〜
さて、見てみましょうか。
・・・
はい。
すでに色が抜けていますねw
一応水でよく流した後に、固定剤(2液)をつけます。
2液は臭素酸(ブロム酸)で2度付け。
美容室でよくあるパターンです。
カラー後にパーマをした髪がこちら
・・・
ここまでカラーが落ちるのか!!?
という典型的な見本ですね。
どちらがどちらかなんて言わずもがな感じですが・・・
- カラーが残っている方がカラーのみ
- 金髪の方がカラー後にパーマ
という感じです。
検証結果
カラー後にパーマをすると・・・
ほぼ綺麗にカラーが色落ちする
という結論です。
ただし、これは分かりやすいようにブリーチ毛を使っています。
ブリーチ毛の性質上、色抜けしやすいというのがあります。
(ダメージで)
ですので、ブリーチ毛じゃない髪の場合はそこまで綺麗に抜けない可能性もあります。
ですが、確実に色落ちはするでしょう。
カラーとパーマを同日にしたい場合は
パーマ→カラーの順で施術しましょう。
ぜひ参考にしてください。