ヘアカラーをする上で気になるのってやっぱり・・・
ダメージですよね。
気にしない方はいないと思います。
ということで今回はそのお話。
目次
ダメージレス=ダメージゼロではない
ダメージレスカラー
ダメージレスパーマなどなど・・・
多分勘違いされている方もいそうなのですが・・・
ダメージレス=ダメージゼロではありません。
ダメージ
damageとは
損害、損傷、被害、費用、代価、勘定、損害賠償(額)
レス
lessとは
(量・程度が)より少ない、いっそう少ない、(数が)より少ない、(大きさが)より小さい、いっそう小さい、より少なく、もっと少なく、…ほどでなく、より少数、(…を)控えよ、慎め、…を減じた、次の意を表わす形容詞を造る、名詞について「…のない、…を欠く」、動詞について「…しえない、…しがたい」
つまり、
損傷損傷をより少なく
的な意味です。
間違っても
なんて思ってはいけません。
ダメージゼロのヘアカラーって何?存在するの?
では、ダメージゼロのカラーは存在するのでしょうか?
答え。
存在しない。
・・・
と言っても限られるんですが・・・。
放置時間が異様に短く設定すればほぼゼロですが、基本多少はダメージします。
ほぼダメージゼロのヘアカラー
羅列しますね。
- ヘアマニキュア
- カラーバター
- マニックパニック
- ロコル
- 天然のヘナ
多分この辺りかなと。
見分け方をすごく簡単に言ってしまえば・・・・
染めても地毛が明るくならないカラー剤です。
- ヘアマニキュア
- カラーバター
- マニックパニック
- ロコル
こういうのですね。
この辺りは真っ黒の地毛に染めてもほぼ発色しません。
ある程度明るい髪に染めないと発色がわからないでしょう。
天然のヘナは白髪がオレンジに、黒髪は黒髪のまま染まります。
逆に白髪がオレンジにならないヘナ
黒髪が少し明るくなるヘナ
は化学成分が入っているのでダメージします。
※それでもダメージレスです。ダメージゼロではありません。
美容師はファッションカラー(おしゃれ染め)やグレイカラー(白髪染め)をダメージレスにすることはできる
僕たち美容師であれば、
ファッションカラー(おしゃれ染め)やグレイカラー(白髪染め)をダメージレスにすることはできます。
ダメージゼロにはできませんが。
ダメージレスにするためには、
- 髪質
- 髪のダメージ
- 現在の髪色
などを考慮し、
一人一人の髪にあったカラーの調合をします。
ホームカラーではできないやつですね。
また、
カラーをする前に前処理としてトリートメントをしたり
カラー剤にトリートメントを配合したり
様々な手段でダメージレスにしていきます。
ダメージゼロのヘアカラーは無理ですが
ダメージレスのヘアカラーは可能です。
ぜひ参考にしてください。