昨日の続きでございます。
髪は減点法でダメージする
それを分かりやすくなるかなと思って電池で例えて説明しています。
こちらの続きですね。
ホームケアをすると…電池で例えると
よく美容師さんがお勧めしますよね。
ホームケアのシャンプーやトリートメント
さて、ここでも説明が難しいのですが…
ホームケアで髪は治っていく
と思っている方もいるでしょう。
…ええ。
治りません。
回復しません。
んじゃ、なぜ美容師は勧めるのか?
それは・・・
ホームケアでのダメージや色落ちなどを少なくするため
です。
イメージ的には
こんな感じ。
良いシャンプーなどのホームケアをすることで、エコモードになるみたいな。
市販のシャンプーで1%ダメージするとしたら
美容室専売品のシャンプーを使うことで0、5%のダメージにする
みたいなイメージです。
イメージですからね。
髪への蓄積ダメージが100%になると
きっと想像できると思いますが、
髪への蓄積ダメージが100%
つまり残量が0になるとどうなるのか・・・
「髪」という見た目は残るけど中身はありません。
もちろんこれは素人目で見てわかるものではありません。
電池も一緒ですね。
見た目は「電池」ですが、残量が0なら見た目だけ「電池」で「電池」の役割は果たせません。
中身がスカスカなのでパーマや縮毛矯正なんてかかりませんし
カラーをしてもすぐに色落ちします。
というか、この状態になったら薬剤を使った施術はNGですね。
よりダメージをするだけなので。
限界を超えてダメージをすると
もしも限界をダメージをするとどうなるのか・・・
電池で考えると分かりますが、
変な液体?みたいのが出てきたり
漏電したり燃えたりしますよね?
それと同じで、髪の原型をとどめる最低限必要なモノが髪からなくなっていきます。
つまり
髪ではなくなります。
髪が切れたり
チリチリになったり
もはや修復は不可能です。
見た目はかろうじて髪なのかどうか
という感じになります。
どうすれば髪の減点(ダメージ)を減らせるのか?
んじゃどうすればいいの?
となりますよね。
答えは簡単です。
ダメージを与えてからケアするのではなく
ダメージを与えないようにケアをする
です。
ダメージしてからでは遅いんです。
僕達美容師ができる範囲では
薬剤を使った施術でダメージを少なくする
といったこと。
お客様個人でできる範囲では
ホームケアを見直す
です。
ホームケアとは
シャンプーやトリートメントだけでなく
ドライヤー・コテ
乾かし方などの髪の扱い方
も含まれます。
人によってはシャンプー変えればOKというわけではない方もいます。
その辺りは担当美容師さんと応相談ですね。
髪はダメージしてからでは遅いです。
日頃のケアや扱い方もきちんと見直して綺麗な髪にしていきましょう!
以上です。