美容室の料金体系ってかなり違いますよね。
僕が知っている限りは
日本で一番最安値
カット690円
日本で一番最高値
カット50000円
(多分もっと高い人います)
・・・・
とてつもない料金の違いですよね。
ちなみに最近は1万円代から2万円代のカット料金の美容師さんも増えてきました。
一体、なぜそんなにもカット料金が違うのでしょうか?
料金の違い=価値の違い
簡単に書くとそういうことです。
価値とは
- 技術
- 接客
- 雰囲気
- サービス
- 空間
- 立地
- 材料
などを全て含んだものをこの記事では価値と書きましょう。
そしてその価値に適正、もしくはお得と感じるのでお客様はその料金を支払います。
つまり、2万円のカットをしてもらって
適正orお得と思えばリピートしていただけ、
逆にその価値がなければその美容室・美容師は潰れます。
潰れないということは、その価値を求めている人がいるからですね。
『100円のコーラを1000円で売る方法』から引用すると分かりやすい
あの有名な本、
『100円のコーラを1000円で売る方法』
から引用するとすごく分かりやすいです。
100円のコーラの原価は5〜7円とされています(原価はなので仕入値とは違います)
それを知っていても1000円払ってコーラを飲むでしょうか?
・・・・
僕ならこれだけを聞いただけでは払いません。
ですが、そこに価値をつけるとその料金が妥当な料金になります。
上記の本にはこんな感じで書いていました。
(大体です。覚えてる感じです。)
リッツカールトンでコーラを頼むと
「15分ほどお待ち下さい」と言われ
部屋までコーラを届けてくれます。
そのコーラは最適な温度になっていて
グラスやライムまでもついてきて
リッツカールトンの部屋という素晴らしい空間の中で最高のコーラが飲める。
確かにこれを聞いたら1000円が高いとは思いませんよね。
つまりそれと同じようなことですね。
美容室の価値とは?
先ほど書いた
- 技術
- 接客
- 雰囲気
- サービス
- 空間
- 立地
- 材料
ですね。
- 技術
分かりやすいのは、美容師歴○年といった感じ。
実際はそれ以上に
どんな店で
どんな人に教育を受け
どれだけの知識を勉強して
どれだけ経験して
どれだけ努力したか
といった分かりづらいことも含まれます。
美容師歴が少なくても、技術がある人は多くいます。
- 接客
上記の技術と似たようなことですね。
相手を思う気持ちが大切です。
- 雰囲気
先天性のものと、後天性のものがありますよね。
先天性の雰囲気は生まれ持ったもの。
後天性の雰囲気は学んだり努力したりで得るもの。
その人の雰囲気って技術や接客とはまた違ったものと捉えたほうが良いでしょう。
- サービス
付加価値の代名詞とも言われるのではないでしょうか。
ドリンクが豊富とか、マッサージがどうたらとか・・・。
スマホ充電できますよとか。
お金を取らないけど、やってもらえたら嬉しいものみたいな感じですね。
- 空間
お店の雰囲気ですね。
スペースや内装、音楽や香りなど様々なものが組み合わさって空間となります。
- 立地
そのままですね。
○○駅とか
駅から徒歩○分とか
1階なのか6階なのかとか。
家賃が変わってきますからね。
- 材料
これもそのままですね。
カラー剤やシャンプー剤などの材料がどれくらいの質のものを使っているのか。
カットが2万円なのにシャンプーが市販のものとかはないですよね。
価値次第で美容室の料金は変わってくる。
まとめるとそういうことですよね。
高ければいいのか?と言ったらそんなことはないですが。
どれだけその価値を求めているかによっても変わってきますよね。
「髪なんて切ってくれれば何でもいい人」からすると、安いほうがいいですしね。
逆に、髪を切るということの他にも価値を感じたい人はある程度の料金のところがいいですもんね。
価値次第で美容室の料金は変わってきます。
以上です。