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【美容師向け記事】皮膚細胞を増殖させる化粧品原料「レピスタ(R)」

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火曜日ですので美容師向け記事ですね。

 

さて、今回は化粧品。

 

皮膚細胞を増殖させる化粧品原料「レピスタ(R)」

静岡大学などが研究開発
ヒト表皮角化細胞を増殖させ、皮膚バリア機能を強化・改善する可能性が高い、化粧品原料が開発され、 2022年10月より販売を開始する。 国立大学法人静岡大学とビタミンC60バイオリサーチ株式会社の共同研究で開発した「レピスタ(R)」。

9月28日~30日、インテックス大阪で開催される化粧品開発展のVC60社ブースおよび出展社による製品・技術セミナー(9月28日14時30分~)で展示・発表される。

レピスタ(R)/Repista(R)は、機能性成分2-aza-8-oxohypoxanthine (アザオキソヒポキサンチン; 以下AOH)を1%含む水溶性化粧品原料。
AOH発見のきっかけとなったキノコの学術名(Lepista sordida)にちなんで、 製品名を「レピスタ(R)」と命名。
AOHはコメやトマトなど多くの食用植物が持つ成長因子で、含有量がごく微量のため、実用化の障壁となっていた。

静岡大学とVC60社は、微生物の分泌する酵素を活用してAOHを製造する技術を確立、化粧品に配合しやすくするため水溶化にも成功した。
更に効果効能や安全性を検証し、2022年10月より世界初のAOH含有化粧品原料「レピスタ(R)」として販売を開始する。
化粧品に配合するために必要なINCI名(Aza-Oxohypoxanthine)および化粧品表示名称(アザオキソヒポキサンチン)も取得済み。

<有効性について>
ヒト表皮角化細胞にレピスタ(R)を添加したところ、レピスタ(R)の濃度に依存して細胞増殖が認められた。
これは、レピスタ(R)が細胞を活性化する働き(細胞賦活作用)を有していることを意味する。
次にこの細胞賦活作用が、表皮細胞に対してどのような働きをしているのか調べるため、 DNAマイクロアレイ解析を行った。その結果、レピスタ(R)は皮膚バリア機能を強化・改善する可能性が高いことが明らかになった。
Repista
その上で、22名の被験者を対象として、ヒト効果効能試験(臨床試験)を実施したところ、レピスタ(R)配合化粧水を8週間塗布することにより、角層水分量が増加した。
また、皮膚からの水分蒸散量を示す指標であるTEWLが統計学的有意に減少した。有効性に関する研究は、現在も継続中。今後より多くの知見が得られる予定。

レピスタ 皮膚細胞を増殖させる化粧品原料

国立大学法人静岡大学(以下、静岡大学)とビタミンC60バイオリサーチ株式会社(以下、VC60社)は、約5年の共同研究の結果、静岡大学発の植物成長因子を世界で初めて化粧品原料として製品化することに成功しました(製品名:レピスタⓇ)。
レピスタⓇは、9月28日~30日、インテックス大阪で開催される化粧品開発展のVC60社ブースおよび出展社による製品・技術セミナー(9月28日14時30分~)で展示・発表します。
■レピスタⓇ/RepistaⓇとは

製品ロゴ製品ロゴ

機能性成分2-aza-8-oxohypoxanthine (アザオキソヒポキサンチン; 以下AOH)※を1%含む水溶性化粧品原料です。AOH発見のきっかけとなったキノコの学術名(Lepista sordida)にちなんで、製品名を「レピスタⓇ」と命名しました。AOHはコメやトマトなど多くの食用植物が持つ成長因子ですが、含有量がごく微量のため、実用化の障壁となっていました。今般、静岡大学とVC60社は、微生物の分泌する酵素を活用してAOHを製造する技術を確立、化粧品に配合しやすくするため水溶化にも成功しました。更に効果効能や安全性を検証し、2022年10月より世界初のAOH含有化粧品原料「レピスタⓇ」として販売を開始します。化粧品に配合するために必要なINCI名(Aza-Oxohypoxanthine)および化粧品表示名称(アザオキソヒポキサンチン)も取得済みです。 

 

※AOHとは
2010年、静岡大学・河岸洋和教授が、フェアリーリング(芝生の中にリング状にキノコが生える現象;図1)を形成するキノコの一種であるコムラサキシメジの培養液から発見した天然有機化合物の一種です。AOHは、植物の成長促進作用に加えて、恒常性の維持や環境ストレス耐性を高める効果も有していることが分かってきました(図2)。VC60社は、AOHが持つ植物の成長促進作用に注目し、ヒト皮膚に対しても有用な可能性があると考え、その化粧品原料化を目指して、2018年から静岡大学と共同研究を開始しました。

図1.フェアリーリング図1.フェアリーリング

図2.バラの切り花に対するAOHの効果(1週間後)図2.バラの切り花に対するAOHの効果(1週間後)

■安全性について
レピスタⓇの有効成分であるAOHの肌における安全性については、OECD1テストガイドライン2に準拠したin vitro安全性試験(皮膚刺激、皮膚感作性、光毒性)及びヒト試験(パッチテスト、光毒性・光感作性、累積刺激及び感作)など化粧品原料の開発に必要とされる一通りの安全性試験を行いました。実施した全ての安全性試験において毒性は認められず、その安全性が証明されました。
また、静岡大学の研究により、AOHはキノコのみならず、米などの穀物やトマト、ジャガイモ、小松菜といった野菜など、私たちが日常的に食べている植物にも含まれることが明らかになりました。以上のことから、レピスタⓇは安全で、安心して使用できる化粧品原料といえます。

静大発・世界初の化粧品原料「レピスタⓇ」、誕生

 

すごいですよね。

 

配合された化粧水を塗ることで、水分量が増えたりするという。

 

しかも10月に販売開始するようですね。

 

ぜひご参考に。

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渡辺 真一
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