美容師さん向け記事の日です。
以前同業美容師さんに聞かれたことを書いてみましょう。
カラーの2剤のACって違いあるの?
美容師さんなら誰もが知っているOXY。
- OXY
- OX
- 加水
- 過酸化水素
などなど言われますが、まぁ一緒ですよね。
さて、ACは分かりますよね?
AC=アルカリキャンセル
です。
さてさてACにも種類があるのは知っていますか??
例えばDEMI。
- OX6%
- OX2.4%
だけではなく
- OX5% AC
- OX2.4% AC
があります。
DEMIは結構珍しいラインナップですよね。
3%じゃないので珍しいですが、ACが2種類あることが珍しいです。
で、ACの%の違いはというと・・・
分かりやすくデミさんが書いているので引用。
- ダメージを少なくするには、過酸化水素濃度の違いによる2剤の使い分けが重要です。毛先などの損傷した部位には、低い濃度の2剤が適しています。
- OX-2.4ACを使用した場合は、AC(アルカリキャンセル)効果で1剤のアルカリ成分を中和し、弱アルカリカラーとなります。既染毛やダメージ毛に対して低ダメージ、低ブリーチのカラーリングが可能です。※グラフはOX-6.0を100とした場合の対比を表しています。
わっかりやすーーーーい。
6%と3%の違いは言わずもがですが、
謎のAC5%、2.8%の違いが分かりやすく書いてあります。
逆にAC5%を使うときがどんな時なのかですよね。
恐らくですが、上の説明を見る限りは
ハイトーンで6%使いたいけど、少しダメージを減らしたい時
かなぁ??と思います。
まぁそれなら2.8%のACを使ったほうがいい気もしますが。。。
髪のダメージを考えるなら確実にOXYの%は少ないほうが良いですよね。
ちなみにLissでは
AC1.5%
を使用しています。
色味だけ入れる時は本当に重宝しますよね。
本当にリフトゼロくらいの仕上がりです。
もちろん、1剤のアルカリ量によりますが、AC使う時は基本低明度ですもんね。
ハイトーンの1剤でACを使用した場合は、多少はダメージ抑えられるでしょうが、アルカリをゼロにするわけではないですからね。
恐らく1.5%が一番低い過酸化水素濃度かなと。
ぜひ皆様もACを使ってみましょう。