お客様に聞かれるシリーズです。
ヘアカラーをしている方で、意外と思っている方もいるかと思いますが・・・
と思ったことはありませんか??
特にボブやショートヘアの方が思うかもしれませんね。
ということで、書いていきましょう。
ヘアカラーすると襟足が暗いのはなぜ?
先程書いたように、特にボブやショートヘアの場合は気になりやすいのですが・・・
この部分ですね。
この赤丸の部分が他の部分よりも暗いということ。
ロング等の場合はあまり気になりづらいのですが。
理由は2つあります。
男性ホルモンが多いので髪の毛が太い
こちらの赤丸の部分
こちらは男性ホルモンが多い部分となります。
それ以外の部分は女性ホルモンが多い部分です。
男性ホルモンが多い部分の髪の毛は女性ホルモンが多い部分の髪の毛よりも太くなっています。
その分、髪の毛が同じカラー剤で染めても染まりづらく明るくなりづらくなっています。
なので美容室で髪の毛を明るくする時は襟足から塗っていき、少しでも明るさを合わせようとはしています。
髪の毛のダメージ具合が違う
基本的に髪の毛をカラーすると、根元から毛先に向かって徐々に明るくなっています。
根元から毛先まで全く同じ明るさということはありませんよね。
髪の毛は1ヶ月に1センチ程度伸びます。
1年で伸びるのは12センチ程度です。
極端に言うと
1センチの髪の毛と
12センチの髪の毛ではダメージ具合が違います。
12ヶ月分のドライヤーやシャンプー、紫外線などを受けているためダメージします。
そのため、下の図のように
そうすると、明るさが違ってくるのが普通ですよね。
対処法はある?
ご自身での対処法は残念ながらありません。
美容師さんにお願いして、襟足を明るめのカラー剤で塗ってもらうことは可能かもしれません。
僕もショートヘアのお客様に言われたら襟足だけ明るいカラー剤で染めたりもします。
この部分ですね。
ですが、ショートヘア以外の方にはオススメしません。
ショートヘアの場合は襟足が見えるので明るさの違いが分かりやすいですが、ボブよりも長くなると表面の髪の毛が被さるのであまり目立ちません。
また、ショートヘアの場合は塗る時になじませやすいのですが、長いとなじませにくくなります。
・・・説明が下手ですが、なじまないと色ムラになりやすくなります。
ショートヘアの方で気になる方は美容師さんにお願いしてみましょう。
ただし、美容室によっては2色のカラー剤を使用する場合に追加料金になるかもしれないので、そのあたりも確認してくださいね。
ぜひご参考に。