美容師向け記事の日です。
ということで、美容師さん向けに書いていきましょう。
目次
中野 キャラデコから新商品5アイテム発売
誰もが知っている中野。
不動の人気を誇るキャラデコ。
さて、2月27日に新商品が発売されるようです。
5アイテム。
5色ってことですね。
背景としては、
- プレックス系のブリーチなどの登場からブリーチが増えた
- グラデーション・ハイライト・バレイヤージュなどのデザインカラーが増えた
というのがあるのでしょう。
そして今までのカラーとは違う点。。。
アクセントカラーではなく、蛍光色のような鮮やかな色味がアルカリカラーで可能に
今まではカラーバターやマニックパニックのような塩基性カラーを使用していたものが、アルカリカラーで対応可能に。
これ、かなり大きいですよね。
実際に使ったことはないですが、思うことは
- 塩基性より安い
- 時短
- 塩基性より色持ちしそう
- カラートリートメントではないので、多少ダメージ
- カラーチェンジも楽そう(極弱設定のブリーチで落ちるなら)
かなと思います。
キャラデコ アクリルカラー チャート
ってことで、実際にチャートをみてましょう。
中野フェイスブック 参照
色素配合表まであるので分かりやすい。
- アクリルピンク・・・都会のネオンのようなピンク
- アクリルブルー・・・澄んだ海のようなコバルトブルー
- アクリルパープル・・・アメシストのようなパープル
- アクリルレモンイエロー・・・陽光のようなレモンイエロー
- アクリルグリーン・・・エメラルドのようなグリーン
の5色展開。
ブリーチ力は9レベルとのこと。
ですが、ブリーチなしの9レベルの髪でもいい感じに発色するとのこと。
今までのアクセントカラーとは違うアクリルカラー
更に詳しく見てみましょう。
revoさんがかなり詳しく書いているので抜粋させて頂きます。
【2020年2月27日(木) 発売】ヘアカラーの可能性を広げる、高彩度“アクリルカラー” 中野製薬 Nキャラデコから新発売
ありがたいことに全部実験してくれているようです。
revoさんは美容師さんが気になることをかなり深く書いてくれているので結構好きです。
また気になるけどよくわからないことはこちら。
アクリルパープル、アクリルグリーン、アクリルブルーには従来使用していなかった新規染料を配合しています。
この染料は、硫酸2,2’-[(4 – アミノフェニル)イミノ]ビスエタノールという成分名で、あざやかな寒色系の色味を表現できる特長があります。
尚、 硫酸2,2’-[(4 – アミノフェニル)イミノ]ビスエタノールは、直接染料ではなく染料中間体(プレカーサー)に分類される酸化染料です。
また、 アクリルピンク、アクリルレモンについては、従来通りあざやかな色味の直接染料をメインに設計しています。
尚、 アクリルブルー以外のアイテムに直接染料が配合されています。
各アイテムに含まれる直接染料は下に記載の通りです。
- アクリルパープル ⇒ ピンク系直接染料(赤色106号)
- アクリルピンク ⇒ ピンク系直接染料(赤色106号)
- アクリルレモン ⇒ 黄色系直接染料(パラニトロオルトフェニレンジアミン / 硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン)
- アクリルグリーン ⇒ 黄色系直接染料(パラニトロオルトフェニレンジアミン)
ここまで詳しく書いてくれると助かります。
ただ、新しい成分とのことで、色落ち速度、カラーチェンジの際がどのようになるかは分かりませんが。
revoさんにお願いしたいとしたら、上記の毛束をブリーチでどれくらい落ちるのか検証してほしいですよね。
クリアブリーチとかOX弱めとかライトナーだけとかでも綺麗に色が剥がせるならかなり使い勝手はいいですよね。
これだけの発色してるのに、簡単に落とせるなら最高。
気になりますが、まだ発売していないのでなんとも。
新しいカラー剤、楽しみです。