あってはならないですが、セルフカラーだけではなく、美容室でヘアカラーをしても起こり得ること・・・
カラーの色ムラ。。。
先日の記事でもありましたが
こういった髪の上(根元)部分と下(毛先)部分で明るさや色が違う・・・
そうなってしまうのはなぜなのか?というのをご説明していきます。
目次
髪の上(根元)部分と下(毛先)部分で明るさや色が違うのはなんで?
実は理由はいくつかありますが・・・
今までの髪の履歴の問題
と一言でくくれます。
詳しく書くと・・・
- 縮毛矯正の有無
- デジタルパーマの有無
- 黒染め・暗めのカラーの有無
- ブリーチの有無
この4つと
- 初めてのヘアカラー
の計5つが起こり得る原因です。
縮毛矯正・デジタルパーマの有無
これはほぼ原因は同じなので、1つにまとめます。
熱によるダメージを受けると・・・
明るくなりづらい
色が深く沈んでしまう
という事が起きます。
こちらの方は縮毛矯正をした状態に白髪染めのカラーが深く入ってしまい、縮毛矯正部分が暗くなってしまっています。
根元の縮毛矯正をかけていない部分は逆に明るくなっています。
黒染め・暗めのカラーの有無
黒染めや暗めのカラーをした場合は、髪の染料が残りやすく後々のカラーに影響が出てきます。
こちらの方は暗くした髪の部分だけ明るくならず、根元のみ明るくなっています。
よく聞くように、黒染めは後々数年間に影響するのと同様に暗めのカラーもカラー剤や色味によっては明るくなりづらくなります。
ブリーチの有無
ブリーチをすると髪が極端に明るくなります。
退色した髪のベースの色が違ってきますので、ブリーチ部分は黄みが出やすく赤みがない状態になります。
こちらの方ですね。
根元は赤みがあり、毛先は逆に赤みがなく黄みが出てしまいます。
初めてのヘアカラー
初めてカラーする場合や、全てが地毛の状態からカラーをする場合も実は難しいです。
例えばロングの場合・・・
毛先は4年くらい前に生えてきた毛で、4年間分のシリコンなどが重なって明るくなりづらくなります。
根元は生えてきたばかりの毛なので、シリコンなどの付着が少なく、頭皮の熱が伝わりやすいので明るくなりやすくなります。
シリコンがダメというお話ではないです。
このように原因は様々ですが、実は美容師さんのせいと一概には言えません。
ずっと同じ美容師さんが施術していたなら話は別ですが
今までの髪の履歴が完璧に分からないと難しいのです。
前回の美容師さんがどのような薬剤を使用したのか、どれくらいの時間を置いたのか、いつしたのか?などなど。
基本的には同じ美容師さんにお願いすることを推奨します。
上(根元)と下(毛先)のカラーの色の違いを修正する方法は?
もしもそうなってしまったものは仕方ありません。
修正方法は2つ。
1,明るい方に合わせる
2,暗い方に合わせる
この2択です。
髪の状態や求める明るさ・色味によって変わりますが基本的には
暗い方に合わせる方がダメージや施術方法は簡単で
明るい方に合わせる方がダメージも出やすく下手すると2回カラーをしなくてはいけなくなります。
詳しくは美容師さんと応相談ですね。
完全にケースバイケースになるので一概には言えません。
僕もそれを得意としているわけではありませんが、出来る限りはいつもがんばっています。
今までの履歴がわからないことが多いので、色々とお話を聞いても推測の域を出ませんからね。
同じ美容師さんに通い続けることをオススメ致します。
ぜひご参考にして下さい。