先日奇跡的にもうまくいった暗めのカラーを明るくするという施術
こちらの記事ですね
前回の場合は、黒染めなのか、黒染めじゃないのか分からず、多分黒染めじゃないというアレでした。
そして暗くしてから1ヶ月半くらい経ってカラーをしたので、うまくいったのかなと。
今回は・・・
がっつり黒染めした髪を黒染めした当日に落とすことは出来るのか?
ということを検証したいと思います。
まぁ、まずないですが。
基本的には黒染めする時は覚悟がいると思います。
そして、明るくしたいと思うのは最低でも1ヶ月後くらいだと思います。
同日に黒染めした髪を明るくするということはまずありませんよね。
準備
7トーンくらいの少し明るい毛束を用意します。
これを一度真っ黒に黒染めします。
黒染めはこの写真の一番下にあるN-3/2という薬剤。
実際の営業でもよほど黒くしたい場合以外は使用しません。
そして黒染めしたのがこちら。
一番右のは何もしていない髪です。
もはや青光りしていますね。
検証方法
黒染めした髪を同日に明るくするために、実際にサロンワークでも使用する方法で。
以前も書きましたが、この3つですね。
- ブリーチ
- ティントコントローラー(脱染剤)
- ライトナー(カラー剤の中で一番明るい薬剤)
この3つを使用していきます。
放置タイムは25分
実際にどれくらい明るくなるのかを検証します。
予想
やはり一番明るくなるのはブリーチなのかなと。
そして、ティントコントローラーとライトナーはほぼ同じくらいになるのかなと思っています。
というか、黒染めした髪を同日に明るくしたことないので、果たして明るくなるのかが謎ですが。
さすがにブリーチを使えば明るくなると思っています。
美容師の自由研究スタート
では始めます。
とりあえず塗りましょう。
そして待ちます。
〜25分後〜
・・・
ん?
なんだか変わっていないような気がしますが・・・
流して見てみましょう。
濡れた状態がこちら
おっぷす。
・・・サクサクいきましょう
乾いた状態がこちら
ぐは!!!
なんだこれなんだこれなんだこれ
微動だにしない
ブリーチ
ティントコントローラー(脱染剤)
ライトナー(カラー剤の中で一番明るい薬剤)
う・・・・う〜ん。。。
左からブリーチ・ティントコントローラー・ライトナー
明るさ的には
ブリーチ(左)
ライトナー(右)
ティントコントローラー(真ん中)
の順で明るくなったかなと。
検証結果
黒染めした同日に明るくすることは・・・
ほぼ不可能?
という今回の結論です。
- 黒染めして1ヶ月以上過ごして少し退色している状態や
- 元々のベースがもっと明るい状態
だったらもう少し明るくなったかなと思います。
サロンワークだとまずありえない「黒染めと同日に明るくする」という検証。
とりあえず、黒染めは怖いということが分かりました。
みなさんも黒染めは極力やめましょう!!
どうしても黒染めをしなくてはいけない場合は、
- 黒く見えるようなカラーで対処するか
- 数年明るくしない覚悟も持つ
という2択になりますね。
ぜひご参考にして下さい。