ブログを見てご来店頂きました〜!
ありがとうございます!
ということで、ご来店頂きました。
今回はいつものとは少し違います。
目次
ビフォア〜カウンセリング〜
髪の履歴
- 2・3ヶ月前にカット
- 1・2ヶ月前にカラー
ご要望
- ブリーチしているインナーカラーも色持ちの良いカラーにしたい
メニュー
- 色持ちの良いケアカラー+TOKIOトリートメント+カット
ブリーチしているインナーカラーも色持ちの良いカラーにしたい
インナーカラーをブリーチされております。
表面はこちら
少し色ムラがありますね。
内側のインナーカラーのブリーチ部分はこちら。
さて、ご要望は
表面もインナーカラーのブリーチ部分も同じ色にしたい
6トーンくらいのグレージュにできるならしたい
とのこと。
色持ちの良いカラーにしたい
まずは色持ちの良いカラーについて。
通常のファッションカラーでは必ず色落ちします。
1ヶ月程度で色落ちします。
ですので、白髪染めを混ぜたり、白髪染め単体で染めると色持ちが良くなります。
ただし今回はいつものように地毛に戻すわけではないので使用する薬剤も変わります。
ちなみに僕が地毛に戻すカラーで使用するのは特殊な白髪染め。 ※ 白髪染めを使用しますが、薬剤パワーを弱めているため白髪は染まりませんのでご注意ください。
白髪染めのイメージはこちら。
詳しくはこちらを。
ヘアカラーをやめて髪色を地毛に戻したい?真っ黒すぎない自然な地毛に戻す方法は?黒染めを使わない地毛に近いカラー
ただし、ちゃんと理解していないで使用すると後々大変なので、他の美容師さんにはおすすめしませんが。
(ほぼ黒染めになったり、赤みが出たり、毛先が沈んだり)
2ヶ月に1度のペースで染めることで地毛に戻せます。
こちらの要領でインナーカラー部分は白髪染めで染めていきたいですね。
表面もインナーカラーのブリーチ部分も同じ色にしたい
中々難しいですよね。
染めた直後は可能です。
ですが、色落ちしてくると必ず差が出ます。
それはベースの明るさが違うからですよね。
今回は
- 表面はファッションカラー
- インナーカラー部分は白髪染め
で染めていき、可能な限り色・明るさを合わせたいと思います。
6トーンくらいのグレージュにできるならしたい
さて、こちらについては・・・ね。
内側のブリーチ部分は可能です。
ですが、表面は明るさが全然足りないので不可能です。。。
ベースの明るさが違うとカラーの発色も違います。
詳しくはこちらを。
【美容師の自由研究(検証実験)】同じカラー剤で染めても、元の明るさ等が違うと色が全く違う
表面も内側も同じようにしたいというご要望もありますので、グレージュは置いておきましょう。
ただ、赤みを抑えて透明感のあるヘアカラーが良いとのことなので、可能な限りお答えしていきましょう。
では仕上がりです。
アフター
黒ではありません。
アッシュです。
明るさはほぼ変えずに赤みを消しました。
比べてみましょう。
分かりづらいので、こちらで見てみましょう。
赤みが収まっているのが分かりますね。
そして色ムラも消えましたね。
さらに艶が・・・すごいですね。。。
さて、ブリーチされているインナーカラー部分は・・・
表面との差が分かりませんね。
比べてみましょう。
全く差が分かりません。
内側のインナーカラー部分は白髪染めなので、色持ちは良いです。
ですが。ベースがブリーチされているのでいつかは色落ちしてきます。
次回は1〜3ヶ月後くらいかと思いますので、その時にまた色々と対処法を考えていこうと思います。
TOKIOトリートメントでツヤツヤです。
ブリーチしていると色が抜けやすいですが、今後明るくする予定が無ければ白髪染めを使用するのはアリですよね。
今後明るくしたい場合は使用しないほうが良いですが。
ありがとうございました〜!