お客様に聞かれるシリーズです。
先日お客様に聞かれました。
ありがたいことですね。
ということでお答えしていきましょう
ヘアカラーの色持ちが良い時の違いは?
もちろんこれは全員が全員ということではないです。
- 元々の髪の明るさ・ダメージ
- 求めている色・明るさ
- ご自宅でのホームケア
などでかなり左右されてきます。
ご自宅でのホームケアに関しては耳タコだと思うので省きましょう。
元々の髪の明るさ・ダメージ
まずはこちらですね。
染める前の明るさ・ダメージです。
明るければ明るいほど髪の毛はダメージしています。
極端なお話、ブリーチしている髪の場合はだいたいどんな色で染めてもすぐに色落ちしてしまいますよね?
なので、染める前の髪の明るさが明るすぎないほうが色持ちは良くなります。
求めている色・明るさ
今回のメインはこちら。
例えば、明るめで彩度(発色)が良いほうがいい場合は色持ちは少し悪くなります。
ですが、染める前よりも暗めの場合は多少色持ちを良くすることが出来ます。
また、カラーの配合にもポイントが合ったりもします。
例えば・・・
彩度(発色)が良いカラー剤を使用して、薬剤のパワーを落としてしっかりと時間を置くことで色持ちが良くなります。
ただしその場合はパワー強めの調合よりも彩度が少し悪くなります。
- 色の発色を優先させるのか
- 色持ち・ダメージを優先させるのか
によってカラー剤の配合は変わってきます。
僕は後者で染めることが多いですね。
薬剤のパワーを抑えてしっかりカラーの放置時間を置いてからシャンプー。
また、カラー剤の色味も大事です。
彩度を求める場合は例えばアッシュ単体だったりもしますが、色持ちなどを考える場合はベージュやブラウンなどを混ぜることで色持ちが良くなります。
このあたりは美容師さんとのカウンセリングですよね。
混ぜることで彩度は少し悪くなるので、どんな色にしたいのか・・・ということに関わってきます。
可能な限りは色持ちを良くしてダメージを抑えて染めていきたいですよね。
ぜひご参考程度に。