本日は美容師向け記事の日です。
美容師さんに向けて書くので、一般の方には分かりづらい記事となっております。
ではいきましょう。
カラー2剤OXY(オキシ)て何を使ってますか?
皆さんはオキシって何を使っていますか?
オキシ・・・
オキシドール
過酸化水素
OXY
OX
店によって呼び方が違いますよね。
面倒なのでOXとさせて下さい。
大体のサロンでは
- 6%
- 3%
を使用しているかなと思います。
さすがに6%しかないというサロンはないでしょう。
ちなみにLissでは
- 6%(粘度緩め)
- 6%(粘度普通)
- 6%(イルミナ)
- 3%(イルミナ)
- 2.8%(粘度緩め)
- AC1.5%(粘度緩め)
があります。
イルミナは2剤の成分も重要になるので、別のOX使うとダメージ抑えられないので。
イルミナを抜いたら4種類
- 6%(粘度緩め)
- 6%(粘度普通)
- 2.8%(粘度緩め)
- AC1.5%(粘度緩め)
基本的には粘度緩めが好きです。
ウエット・ドライどちらでも塗りやすく、馴染みやすいので。
粘度緩めが通常使用するもので
粘度普通なのはOX2倍・3倍にする時用ですね。
2.8%は本来3%で良いのですが、少しだけでもダメージは抑えられます。
たった0.2%の差ですが、実際に使用するとリフト具合が違くて最初は驚きました。
例えば、3%ワンタッチで塗った時にラップなしでもリタッチ部分明るくなったのに対し
2.8%だとラップしてどうにかリフトするぐらいです。
0.2%でここまで差が出るのかと驚きました。
AC(アルカリキャンセル)使用してますか?
さて、もしかしたら知らない方もいるようなので書いてみようと。
AC(アルカリキャンセル)はご存知ですか?
ダメージさせないためには必ず仕入れておきたいOXですよね。
簡単にいえば、リフトしません。
(本当は多少リフトするかもですが)
OXの%が上がるほどリフトしますよね?
ACは基本的に3%以下かなと思います。
で、ACはアルカリキャンセルというだけあって
1剤のアルカリとキャンセル(打ち消し)てくれます。
なので、色素を削りたくなく、色味のみ入れたい場合は非常に有効です。
逆に暗くしたいけど少し色味を削りたい時は3%の方がよいですが。
例えば黒染めやトーンダウン、ブリーチ毛からのダブルカラー
暗くする場合で色素を削らなくて良い場合はACが一番良いでしょう。
また、ACにも%があります。
Lissで使用しているのはAC1.5%
デミとかだと3%、2.4%とかですよね。
通常の1.5%でもリフトほぼしないのに、さらにACになっている。。
なによりダメージしませんよね。
(1剤の明度にもよりますが)
AC(アルカリキャンセル)オススメなので、ぜひ試してみて下さい。