本日は雨ですね。
クセ毛の皆さん、そろそろ梅雨という嫌いな時期になりますね。
さて、お客様から聞かれるシリーズ。
クセ毛はなぜ毛先が強くクルクルする?根元はそんなにクセを感じない理由は?
とまぁ、そのようなことを先日聞かれまして。
美容師さんからすると当たり前のことも、一般の方からするとわからないことも多数ありますよね。
クセ毛は生えてきた時からクセ毛
基本的に、というか絶対なのですが・・
クセ毛は生えてきた時からクセ毛です。
クセ毛の理由は多々ありますが
- 毛根や毛穴が歪んでいる
- 髪の毛内部の結合がずれて歪んでいる
- 髪の毛内部のタンパク質の配列が偏っている
というのが理由ですね。
また、クセ毛ではなくとも髪の毛がダメージしてくると湿気でクセのようになることもあります。
これは髪内部の水分や栄養の問題ですね。
まぁこれはクセというかダメージですね。
根元は髪の重みである程度伸びて落ち着き、毛先は本来のクセが
髪の毛にも重さがあります。
全く同じクセ毛の方だとしても、長さによってクセの出方は違ってきます。
髪の毛が長ければ長いほど、重ければ重いほど根元のクセは重さで伸びて落ち着きます。
分かりやすく画像で説明すると
髪本来のクセがこうだとして・・・
髪が長くて重さがある場合は、重みで根元のクセが少し伸びます。
ただし、毛先にはクセを伸ばす重さが無いので髪本来のクセ毛が出てきます。
ということで、根元はクセをあまり感じなくても、毛先はクセを感じるということになります。
長さがあっても軽ければクセは出る
長さと重さと先ほどから書いていますが
カットによってクセの出方は違ってきます。
毛量を減らさずに重くすればクセは落ち着きやすくなりますが、
反対に軽くすればするほどクセは出やすくなります。
このような感じですね。
なので、クセを活かしたい場合などは髪の長さや毛量を調節して活かしていきます。
クセ毛が嫌な方は長く、重く残したほうが良いでしょう。
ぜひご参考までに。