美容師向け記事の日です。
美容師さんてこういったことに詳しくないですよね?
はい、もちろん僕もそこまで詳しいわけではありません。
ってことで、Google先生に聞きながらお勉強したのでまとめてみましょう。
本当はもっと細かいことがありますが、必要そうなところだけまとめます。
個人事業主から法人化にするタイミングは?
まぁなんといってもこちらから始まりますよね。
先に書いておくと、人それぞれです。
ただまぁ、目安となることを書きましょう。
最低でも所得が400万円以上
こちらは最低のレベルですね。
400万円以上の所得だと、年間19万円くらい法人化したほうか有利という計算になります。
ただし、法人化の費用や消費税があるのでそれを踏まえると・・・あまりお勧めされない目安ですね。
700〜800万円以上の所得が平均
かなと思います。
800万円の場合は、年間74万円ほど法人化のほうがお得です。
ただし、こちらも法人化の費用や消費税は含んでいませんので参考程度に。
消費税のタイミングも考慮する
もちろんこんなことは言わずもが当たり前のことですが、
売上が1,000万円以上になると、2年後(3年目)に消費税を支払わなければなりません。
がしかし、2年目のタイミングで法人化すると、また2年間の猶予が与えられます。
消費税のことだけを考えるなら、上記のようにしたほうが良いでしょう。
法人化を早めにしておくのもアリですし、逆も又然りです。
個人事業主をせずに最初から法人化しておくと、4年経った時に設立から4年となります。
個人事業主を2年、法人化で2年の場合は、設立から2年となります。
社会的信用を考えると、設立から長いほうが良いでしょう。
まぁ、その分お金が減るかもですが。
逆に法人化しないメリットもあります。
税務調査が入りにくいとか、年金、健康保険とか、税理士への報酬が増えるとか、法人住民税が最低でも7万円かかるとか。
一度法人化すると、個人事業主に戻すのが面倒、お金がかかります。
ぶっちゃけ、タイミングは信用できる税理士さんと打ち合わせをしたほうが良いでしょう。
株式会社?持分会社?
株式会社はよく耳にすることが多いと思います。
さて、持分会社とは?ってお話ですよね。
簡単に書くと
会社には4種類あります。
- 株式会社
- 持分会社
- 一般社団法人
- 一般財団法人
で、持分会社の中に
- 合同会社
- 合資会社
- 合名会社
があります。
ってことで、ざっくりだけの説明。
株式会社 | 合同会社 | 合名会社 | 合資会社 | |
責任 | 有限 | 有限 | 無限 | 有限・無限 |
設立に必要な人数 | 1人以上 | 1人以上 | 1人以上 | 2人以上 |
資本金 | 1円以上 | 1円以上 | ||
設立費用 | 約24万円 | 約10万円 | 約10万円 | 約10万円 |
役員任期 | 取締役2年 監査役4年 (最長10年) | なし | なし | なし |
※電子定款の場合、設立費用が4万円安くなります。
責任は出資者が負う責任です。
有限責任は出資した範囲で責任を。
無限責任は全ての責任を負わなければいけません。
まぁ、簡単に書くと
株式会社のほうが未だに認知度、社会的信頼性が高い
ということです。
だからその分設立費用も高い。
また、株式会社以外は上場できなかったり、資金調達方法が難しいということ。
節税とかの面では変わりません。
まぁ、悩むとしたら
株式会社か合同会社の2択です。
とは言っても、多分株式会社にする方のほうが多いでしょう。
理由?
なんとなくとかですよね?
ってことは、逆の立場から考えても
合同会社に仕事を依頼するより
株式会社に仕事を依頼するでしょう。
なんとなくという理由だけで。
社会的認知・信頼性というのがこのあたりですよね。
というわけでなんとなくの説明です。
ご参考までに。