ヘアカラーをする際に大事なこと。
明るさ
一応念の為書いておきましょう。
一般の方でよく分かっていない方もいるようなので。
髪を明るくする=髪をダメージさせる
これは100%、誰がなんと言おうと絶対です。
こちらのレベルチャートと呼ばれるものをご覧下さい。
基本的には日本人は2〜5レベルくらいが地毛です。
パッと見た時に黒い髪ですよね。
で、ブリーチだけではなく普通のカラーで明るくするということは髪をダメージさせて明るくしています。
服(布)で例えてみる
分かりやすく書くと・・・
真っ黒の服に
ハイターなどのでブリーチすると
明るくなりますよね?
ですが、明るくなった部分の生地は痛みますよね?
また、その部分を黒で他の色で染め直したとしても
何度も洗濯するうちにまた明るくなってきますよね?
分かりやすく書くと髪も似たような感じです。
髪で見てみる
一度赤丸の部分まで明るくなると
その後に暗めのカラーで染めたとしても
シャンプーを繰り返すうちに元の明るさまで戻ってしまいます。
髪が明るくなるメリット
- 色落ち過程を楽しめる
- 暗くても透明感のあるカラーに出来る
- 明るくないとできない色がある
髪が明るくなるデメリット
- 色が抜けてくるとキンキンキラキラしてくる
- 髪がダメージする
- 色落ちが早くなる
すごく分かりやすく書くとこういう感じですね。
髪をダメージさせずに明るくすることは不可能だけど・・・
基本的にはダメージをさせずに明るくすることは不可能です。
ケアカラーやケアブリーチというものもありますが、ダメージはします。
極論、真っ黒の地毛を明るくするには必ずダメージします。
ですが
地毛ではなく既に染めている髪なら、あまりダメージをさせずに明るく見せる方法はあります。
それが補色ですね。
こちらが髪のアンダードーンと呼ばれるものです。
髪が持っている元々の色素みたいなものですね。
退色(色落ち)した後に出てくる色です。
※人によって違います。
アンダートーンの補色を入れることで、多少明るく見せることはできます。
例えば
- 赤みが強ければ緑を
- オレンジが強ければ青を
- 黄色が強ければラベンダーを
というような感じです。
また、補色以外にも方法はあり
赤みの髪に黄色を乗せることでオレンジに寄せて明るく見せる方法もあります。
髪を明るくするメリットもありますが、デメリットもありますので、しっかりとその後のことも考えてヘアカラーを楽しみましょう。
ではでは。