たまにですが、僕もブリーチをすることがあります。
いや、ホント月にブリーチ触るのは1〜2回なのですが。
基本的には僕のお客様は
デザイン<ダメージ
に重きを置く方が多いかなと。
昨今はカラー剤などの進化により以前よりもダメージを抑えられますが、1度ダメージをすれば生え変わるまで戻ることはありませんからね。
目次
ブリーチってなに?
多分大体イメージは付いていると思いますが・・・
髪をブリーチすると明るくなります。
要は髪を明るくするカラー剤です。
色味は入らずに、ただ明るくするカラー剤。
髪質や施術履歴によりますが、
1度のブリーチで
- 赤みのあるオレンジ
- オレンジ
- 黄色みのあるオレンジ
- イエロー
のどこかまで明るくなるかなと。
ちなみに、髪は明るくなればなるほどダメージします。
ブリーチのメリット
- 通常のヘアカラーよりも赤み・オレンジを消しやすい
- 透明感・透け感のある外国人風にすることができる
- ブリーチでしか出せない色がある
- ハイライトやグラデーション・バレイヤージュを使用することで退色(色抜け)後もデザインを楽しめる
- 一度入れたデザインは長い期間残る
ブリーチのデメリット
- 通常のヘアカラーよりもダメージする
- 退色(色落ち)した時に金髪になる
- 退色(色落ち)が早い
と言った感じですかね。
お話が逸れました。
たまにブリーチしたので、載せたいなと。
ブリーチ前ビフォア
この写真だと伝わりづらいですが、根本10センチより下は少しハイライトが入っています。
さて、このまま全部をブリーチするのでは楽しくありません。
ハイライトとグラデーションカラーを織り交ぜてカラーをします。
ブリーチでハイライトとグラデーションカラー
ハイライトってなんぞやという方はこの辺りをご覧下さい。
【ハイライトのオススメ】外国人風カラーしたい方に。美容室でしか出来ないカラー
【ハイライトしたらこうなる】実際にハイライトを入れたビフォアアフター
ハイライトってなに?美容室のヘアカラーでハイライトだけ入れるのはあり?料金ってどうなるの?
すっごく簡単に書くと、ハイライトを入れることで明るいスジができる?イメージです。
もちろん、ブリーチ剤や調合、ハイライトの太さや深さなどで色々変えられます。
ハイライトを入れることで全体的に少し明るいイメージにも出来ますし、退色後もデザインが楽しめます。
で、さらにハイライト部分以外をグラデーション状にブリーチしていきます。
グラデーションカラーは毛先に行くに連れて明るくなるアレです。
そうするとこうなります。
もちろん、ブリーチはダメージが怖いのでケアブリーチです。
話題のナッシュ『R(アール)』ブリーチ・カラーのダメージを軽減・効果が4ヶ月持続!?
【美容師の自由研究(検証実験)】『R(アール)』ブリーチ・カラーをすでにブリーチ2回とパーマの髪に実際に人頭で試してみた。
※ダメージがゼロになるわけではありません。
ハイライト&グラデーションカラー後はこちら。
ブリーチでハイライトとグラデーションを入れる前と比べてみる
左がビフォア
右がハイライト・グラデーションカラー後です。
比べると分かりやすいですが
スジ状に明るい部分
毛先の明るい部分
がありますね。
これがあることで、ヘアカラーの退色後も明度(明るさ)の違いがあるのでデザインが楽しめます。
そしてこの上から全体的に通常のヘアカラーを塗っていきます。
ブリーチの髪にはアディクシー?イルミナ?スロウ?
最近人気のヘアカラー
- アディクシーカラー
- イルミナカラー
- スロウカラー
どれがブリーチ後のカラーにふさわしいのか?
・・・
仕上がりのイメージによって使い分けますよね。
なので、どれが良くてどれがダメということはありません。
美容師さんの腕次第です。
今回はアディクシーカラーを使用して染めていきます。
なぜなら僕はアディクシーが大好きなので。
もちろん、理想のカラーによってはイルミナ・スロウも使います。
根本の部分と毛先のブリーチ部分でカラー剤を分けて作り、塗っていきます。
ブリーチでハイライト+グラデーションカラー+アディクシーカラーの仕上がり
はい、仕上がりました。
ビフォアからは圧倒的に違いますね。
比べる見ましょう。
まぁほら。
そりゃあね。
ブリーチ使ってアディクシーカラー使ったらいい色出ますよね。
実は僕はこういうの大好きなんです。
外国人風カラーにしたいんです。
ただ、どうしてもダメージという要因がありますので、ダメージをさせたくない方にはおすすめしません。
ぜひご参考にして下さい。