はい。
火曜日。
美容師向け記事。
見るとしても美容師さんだけと思っているので、一般の方向けに読みやすくも分かりやすくも書いていません。
本題。
アシスタントやスタイリストなりたての時などに思ったことがあるでしょう。
器用か不器用か
それによって成長のスピードも違いますよね?
先に書いておくと、僕は器用貧乏タイプです。
平均3年でスタイリストになるところを1年10ヶ月でスタイリストになりました。
ちなみに1年8ヶ月で全てのカリキュラムは終了しています。
関東エリアの同期の中で2番めに早くカリキュラムを終え
1番早くデビューしました。
っていう数少ない自慢はどうでもよく・・・
正直、器用な人からすると、出来ない人の意味がわからない
という思いがありますよね?
後輩などにレッスンしていても・・・・
え、頭で理解しているのに、なんで出来ないの?
と、こっちが「はてな???」になってしまいます。
しょうがないですよ。
だって、器用な人は頭で理解さえしてしまえば、数回やればできますから。
逆に頭で理解してないと出来ないですが。
とまぁ、不器用な方からすると不快でしかないお話はここまでで。。。
器用な人と不器用な人の違いは?
何人か後輩や同期を見たりしていると、なんとなく分かったのですが・・・
正直、要領が悪いな
と思います。
え、別にケンカ売っているわけでもなんでもないので落ち着いて下さいね?
僕は美容が大好きです。
ですが、朝まで練習なんてしたくないです。
誰よりも早く来て練習なんてしたくないです。
可能な限り短時間で効率よく練習したかったんです。
だって時間の無駄は嫌なので。
で
今になって思えば・・・
器用な人と不器用な人の差は
ちゃんと見ているかどうか
の違いだと思います。
不器用な人からすると、ちゃんと見てるわボケ!!となりそうですが・・・
分かりやすく例えると・・・・
カットの練習の場合
カットの練習を初めてするとしましょう。
どこを見ますか?
何を見ますか?
・・・・
不器用な人の多くは、カットをしている手元をしっかりと見ます。
(知らんけど。←関西で責任を放棄する方言)
器用な人はどこを見るのか?
全てを見る
圧倒的な違いです。
もっと分かりやすく書くと・・・・
僕達器用な人は
カットしている手元
ではなく
- カットしている右手の引き切り具合
- 左指の挟み方
- コーミングの仕方
- 左肘の角度
- 右肘の角度
- 立ち位置
- 姿勢
- シザーのどの部分でカットしているか
事細かに細分化して、全てを頭で考えて理解します。
情報量の違いです。
ただ、「こう切っている」
ではなく
「この立ち位置でこの角度でコーミングして肘はこの角度で指はこうでこれくらいシザーを入れてこう切っている」
っていう。
それを可能な限り情報を頭に入れます。
んで、自分でそれを1つづつ意識しながらゆっくりとやる。
これポイントですね。
ワインディングなどでもやったと思いますが
1,雑でもいいから早く巻いて、徐々に精度を上げる
2,ゆっくりでいいから正しいやり方を理解してから早くする
とう2通りのやり方がありますよね?
人によって合う合わないはあると思っていて
僕は2だと思っていましたが
何かの本で2が正しいやり方だと書いてありました。
なんの本かは忘れましたが。
要領よく練習ができないと、不器用となります。
簡単に言えば、いかに楽して効率よく練習してサボるか。
真面目すぎると効率は悪くなります。
そろそろ締めます。
今回、こうやって書いていますが・・・・
ぶっちゃけることは2つ
1つは
器用な人の方が世間を上手く渡れる。
2つ目は
器用貧乏すぎると、不器用な人が努力してくると抜かされる。
ということ。
どっちが良い悪いということはないですよね。
それでも、早くスタイリストになったほうが圧倒的にスタイリストとしての経験値は上がるのでオススメ。
まぁ、とりあえずそんな感じで。
ではでは。