美容師としての必需品
- シザー(ハサミ)
- コーム(クシ)
- ダッカール(髪留め)
- ブラシ
- ハケ(薬剤を塗るやつ)
実はこの中で一番手入れをしているようで手入れをされていないものは・・・
ハケ(薬剤を塗るやつ)
だと思います。
もちろん、1回1回使う度にしっかりと洗っていますが・・・
このハケの毛の部分に薬剤が残りやすかったり
逆側のクシの部分に薬剤が残りやすかったりします。
基本的にはお湯を流しながらタワシや歯ブラシなどで洗い
しっかりと指で毛の部分を擦りながら洗います。
がしかし、どうしても多少薬剤が残りやすいです。
ハケに薬剤が残っているとどうなるのか?
例えば、縮毛矯正の薬剤がハケに残っていて、それを使用してカラーを塗ったり・・・
黒染めの薬剤がハケに残っていて、それを使用してブリーチをしたら・・・
どう考えてもよろしくないですよね?
求めている色にならなかったり、無駄にダメージしてしまう可能性もあります。
ということで、最低週1〜2回は全てのハケをよく洗うことをオススメします。
ハケをしっかりと洗ってみる
というわけで、ハケを洗います。
まずは、何か入れ物に熱湯を注ぎます。
そして、全てのハケを漬けます。
そして、数十分間時間を置きます。
そして・・・
お湯の中でジャバジャバして、汚れを更に落とし
すこし熱湯が汚れているのが分かりますかね。
定期的に洗っているので、さほど汚れは出ませんでしたが、きちんと洗っていないとお湯がかなり汚れます。
お湯が目に見えて汚れている場合は、これを数回繰り返します。
そして最後にもう一度熱湯の流水で完全に汚れを流します。
こうすることで、ハケの毛の部分もクシの部分も完全に綺麗に汚れを落とすことが出来ます。
かなり汚れている場合などは、中性洗剤なども入れてハケを漬けておくと良いかもしれませんね。
基本的に毎回キチンと洗って、定期的にこれをやっていれば、熱湯だけできちんときれいになります。
これをすることで、キレイなハケでお客様に薬剤を塗ることが出来ますね。
薬剤はやはり繊細ですからね。
これで気持ちよくカラーや縮毛矯正をすることが出来ます。
お客様、ご安心下さい。
ハケは綺麗です。
そして他の美容室の皆さんもぜひお試しください。
ではでは。