学生さんなどの場合は
「数日、数週間だけ暗くしたいor黒くしたい」
ということがありますよね。
いや、厳密には、しなくちゃいけないという時ですかね。
もうホント、就活とかで黒染めしなくちゃいけないという日本の風習大っ嫌いです。
どうせ、入社してしばらくしたら明るくしてもOKなところは、別に黒くなくても良いんじゃないのかと本気で思います。
ということで・・・
2週間は黒っぽく保ち、それ以降は色落ちしてくるように染める
黒染めはダメですよ。
2週間だけ黒染めして、その後明るくしようとすると、悲惨なことになります。
(明るくならない・ムラになる・赤みが残る・ダメージ、お金がかかる)
ということでまずはビフォアです。
この状態から黒っぽくしていきます。
2週間後に黒くいなくてはいけないということですが、イメージは3〜4週間後に落ちるように。
この場合は黒染めや白髪染めは使用しません。
基本的こういう場合は、暗いアッシュや暗いグレー系のカラーを使用します。
経験ある方もいると思いますが、暗めのアッシュ系やグレー系で染めると、思っていたよりも暗く・黒く見えてしまったことはありませんか?
こちらを見てみましょう。
アディクシーのカラーチャートですが・・・
真ん中辺りの5と書いてある2つなどを使用します。
こちらは真っ白の髪に染めた場合のイメージカラーです。
左側の色はグレーですが、5トーンになると黒く見えますね?
そしてその右にあるアッシュ(青)はかなり青いですね?
この2つを使用すると、黒っぽくなります。
他のカラー剤でも・・・
PT5m・SMK5mと書いてあるのはグレー系ですが、黒く見えますね?
MA5mというのもアッシュ系です。
ちなみに、ブラウン味が入っているカラー剤はオススメしません。
ブラウンがなく、赤みのないカラーを使用することで、退色後もあまり残らないというアレです。
説明はこれくらいにして、実際の仕上りがこちらです。
光を変えてみましょう。
ええ。
黒っぽく見えますね。
けれど、黒ではありません。
数週間で落ちてきます。
この時の2剤と呼ばれるOXの強さを変えたり、カラーの放置時間を変えることで色持ちをある程度コントロールできます。
ただやはり、使用しているシャンプーなどや、コテ・アイロンなどの使用回数等によって色持ちは変化していきます。
数週間だけ黒っぽくしたい方は、美容室にでご相談しましょう。
必ず「数週間だけ」というのを強調して。
ぜひご参考にしてください。