ヘアカラーをする上で、どうしてもしみてしまうことってありますよね。
以前の記事でも書きましたね。
少しピリピリする・・・
それくらいであれば問題ないのですが、中にはカラーをするとかぶれてしまう方などもいますね?
そんな時、美容師さんはどうしているのか?
ということでご説明していきますね。
頭皮の保護用オイルを使用するのが一般的
まず、一般的な方法から。
上の図は髪の毛です。
ヘアカラーを塗るとイメージとしては下の図のようにカラー剤を塗ります。
その際、しみてしまう場合は頭皮に保護用のオイル・スプレーなどを塗ってからカラーを塗るとしみにくくなります。
下の図の赤い線が保護用のオイルです。
これが頭皮の刺激を防いでくれます。
ですが、それでもどうしてもしみてしまう方、ヘアカラーをするとかぶれてしまう方には根元にカラー剤を塗らないというテクニックがあります。
根元にカラー剤を塗らない方法
根元数ミリを塗らずにヘアカラーをした図が下です。
これならしみない・・・と言うわけではありません。
これはヘアマニキュアを塗る時の塗り方なのですが・・・
カラー剤(白髪染め・おしゃれ染めなど)はヘアマニキュアと違い揮発します。
カラー剤特有の刺激臭が揮発している匂いですね。
揮発するとどうなるのか?
カラー剤が付着していない部分にも化学反応が起きます。
つまり、カラー剤が付着していなくても染まります。
ということは、カラー剤が頭皮に付着していなくてもしみる場合があります。
根元を1センチほど塗らずに置けばしみることはないでしょうが、根元がプリン状態になってしまいますよね?
ですので、どうしてもヘアカラーでカブれてしまう方には根元を塗らない方法+保護用オイルを使用します。
こうすることでかなりしみにくくなります。
ですが問題点があります。
根元を少し空けて(塗らないで)カラーするということは、根元数ミリが染まりません。
特に白髪染めなどの場合は根元が気になってしまいますよね?
しっかり白髪を根元から染めたい場合は、
しみることを我慢するか
明るくすることを諦めてヘナでカラーをすることをお勧めします。
敏感肌やアレルギーなどをお持ちの方は、中には1週間ほどカブれてしまう方もいるでしょう。
そんな方は無理せずに
- 根元数ミリは諦める
- しみるのを諦める
- 明るくすることを諦める
のどれかを選んでいただければと思います。
できる限りしみにくくすることはできますが、
どんな頭皮にもしみずに染まって明るくなるカラー剤はありません。
何を優先すべきかを美容師さんと一緒に決めていきましょう。
ぜひご参考までに。