本当になんの役にも立たないけど、気になるので実験をしてみようというコーナーです。
ええ。
実際のサロンワークではまず使うことのないことなのですが・・・・
皆さんは、パーマをかけたことはありますか?
パーマの仕組みというか手順は・・・
髪をロッド(棒みたいなやつ)に巻きつけ
1液(1つ目の薬剤)をつけて髪の形状を変え(結合を切る)
2液(2つ目の薬剤)をつけて髪の形状を固定します。(結合させる)
ざっくりです。
つまり、髪の形状を変える薬剤と固定する薬剤の2種類があります。
・・・・
ここで疑問。
もしも髪の形状を変える薬剤と固定する薬剤の2種類を混ぜた場合、パーマはかかるのか?
という素朴な疑問が出てきたので、実験してみます。
※サロンワークではなんの役にも立ちません。
準備
2つの毛束を用意します。
そしてパーマがかかったかどうか分かりやすいように細めのロッドで巻きます。
※ドライで巻いたので汚いですが。
この状態に
1つは普通の手順でパーマをかけます。
1つは1液と2液を混ぜた薬剤でパーマをかけます。
放置時間や髪のコンディションは同じです。
予想
全くパーマがかからずにストレートのままか
微妙にパーマがかかるか
の二択ですよね。
パーマかかった!!というほどはかからないでしょう。
個人的には、本当に少し・・・申し訳程度にパーマがかかるのではないかなと予想します。
美容師の自由研究スタート
まずは勢いよく薬剤をつけます。
1つは普通にパーマの1液
1つは1液と2液を混ぜた薬剤
しっかり満遍なくつけたら、15分放置します。
サロンワークでもあり得る放置時間として、15分おきます。
〜そして15分後〜
実験なのでチェックはせずに、一度最初の薬剤をお湯で流します。
その後、2液(固定剤)を両方につけます。
そして固定されるために時間をおきます。
一応両方共ブロムの2度付です。
パーマがかかったのかどうか見てみよう
まずは普通にかけた方のパーマです。
うん。
普通にかかっていますね。
くりっくりにパーマがかかっています。
それでは、パーマの1液と2液を混ぜてかけたものを見てみましょう
どうだ?
あれ??
か・・・かかってる・・・?
いや・・・
かかってるというのかな??
比べてみましょう。
かかってるにはかかっていますが、ぜんぜん違いますね。
両方共伸ばしてみると・・・
やはり普通にかけた方と違い、かなりゆるくかかっています。
検証結果
パーマの1液と2液を混ぜてパーマをかけると・・・
かなり弱く、ゆる〜くだけど一応パーマがかかる
という結論です。
混ぜても1液と2液は両方共反応するようですね。
打ち消しあうということはないようです。
ダメージレベルはさほど変わらなかったです。
・・・
これはなんの役に立つのでしょうか?
とりあえずこれで疑問は解決しました。
また何かあればやってみたいと思います。
ではでは。