シリーズ第4弾です。
今までのはこちら
さて、今回のテーマは・・・
髪を明るくするブリーチと髪を黒くする黒染めを混ぜて染めたらどうなるのか?
という前代未聞の検証テーマです。
なんとなく不思議に思ったのでね。
ということで、早速いきましょう。
準備
人毛100%
黒髪とブリーチ毛を用意します。
2本用意することで、明るくなるのか、暗くなるのかが分かりますね。
それと・・・
アリミノブリーチ
(業界最高峰のブリーチ剤)
プロマスターの黒 N-2/1
真っ黒です。
この2つを混ぜて黒髪とブリーチ毛に染めていきます。
比率は
1剤が1:1
OXは
ブリーチ2倍
黒染め等倍
です。
放置時間は20分にします。
まぁ正直この放置時間とかもはや分かりません。
放置中はラップします。
ついでに残ったカラー剤も20分放置してみます。
予想
僕の予想は・・・
黒い毛束
・・・少し明るくなって6トーン位になる
ブリーチ毛の毛束
・・・赤みのある茶色になる
です。
理由は・・・
ブリーチが黒染めの染料を分解するかなと。
少しだけ両方の特性(明るくなるのと黒くなるの)が出てくるかなと。
んで、黒染めは赤みが出てくるので、ブリーチ毛には赤みが残るかなと。
そんな考察です。
ちなみにその時いたスタッフにも予想してもらいました。
真っ黒になる・・・・2人
5トーン位になる・・1人
9トーン位になる・・1人
僕は6トーンくらいになるで1人
誰もしたことがなかったので、完全に予想です。
では・・・
美容師の自由研究スタート
まずは黒染めとブリーチの1剤を1:1に。
5g:5gです。
続いて、2剤投入
2剤は
ブリーチ2倍
黒染め等倍なので
15gです。
混ぜます。
!!??
やばいです。
すでにおかしいですね。
混ざりきったものがこちら
・・・
もう想像がつきません。
黒髪とブリーチ毛に塗布します。
チョコレートでも塗っているのでしょうか?
ラップして時間をおきます。
〜そして20分後〜
さて、見てみましょう。
あれ?
なんか汁が出ています。
ラップを外してみると・・・
染まっているのかどうなっているのかわかりません。。。
カラー剤を落としてみましょう。
さて、ここで関係ないことですが・・・
残しておいたカラー剤はどうなったのか?
見てみましょう。
分かりますか?
なんか汁が出ているのが。
少しカラー剤を取ってみると・・
チョコです。
チョコがうまく固まらなかったやつです。
僕は知らない間にチョコを作っていました。
なんだか美味しそうです。
さて、戻りましょう。
黒染めとブリーチを混ぜて染めた髪がこちら
まずは濡れている状態
・・・
あれ?????
いやいやいや・・・
言葉は飲み込みます。
乾かしてみましょう。
乾いた髪がこちら
ん〜・・・
うん。
変わってなくない?www
え、待って。
染めたよね?w
よく見てみましょう。
ブリーチ毛
・・・
あれ?
気持ち・・・少し赤みが出たかな??
黒髪
こちらはすこーし明るくなりましたね。
6トーン位かな?
並べてみると・・・
ほのかに・・・
本当に少しだけ・・・
きも〜〜〜ちだけ・・・
そんな微妙な染まり具合でしたw
検証結果
黒染めとブリーチを混ぜて20分間放置してみると・・・
びみょ〜〜〜に染まる。
という結果です。
黒髪は僕の予想通り6トーン位
ブリーチ毛は予想以上に淡く・・・というかほぼ変わりませんでした。
ちなみにダメージはブリーチほどではない。
そして、黒染めとブリーチを混ぜると
何かしらの化学反応で汁が出てくる。
という実験結果でした。
これは実験です。
普通に人間の頭でやってはいけません。
というか、やる必要がありませんねw
放置時間や比率を変えると違う結果が出るかもしれませんが、今回はこの結果でした。
良い勉強になりましたね←絶対に使う機会ないけど
また気になることがあったら実験しますね。
ではでは。