こんにちは。
夏ですね。
夏といえば学生の頃は夏休みがありました。
美容師になってからは夏休みを貰ったことも取ったこともありません。
今年も夏休みはありません。
(夏休みあったところで何もすることないので)
さて、先日お子さんがいるお客様と話していて・・・
自由研究
というものを思い出しました。
そこから発展しまして・・・
美容師の自由研究
という名の検証実験
をしたいと思います。
今回のお題はこちら。
ブリーチを塗って長時間放置するとどうなるのか?
ブリーチは激薬ですね。
そりゃもう傷んでしまいます。
普通にサロンワークしていても
ブリーチって何時間も置くことはありえないんですよね。
んで、疑問が生まれました。
ということで・・・実際に試してみましょう。
準備
人毛の毛束を用意しました。
3つありますが、このうち1つだけ使います。
残りは後日。
髪質的には普通よりもちょいと太くて硬い感じです。
今回使うブリーチはこちら
ナンバースリーさんのリクロマブリーチパウダー
個人的にはアリミノさんの次にブリーチ力が強いと思います。
検証方法
人毛の毛束にブリーチを塗ります。
OXは6%でリクロマのマニュアル通り3倍です。
(これは美容師さんにしか分かりませんね)
そして長時間放置します。
長時間・・・・6時間くらいで良いですかね?w
その間はラップorホイルで包んで乾燥しないように。
そして洗い流してどうなったのかを検証しましょう。
予想
個人的な予想としては・・・
髪質にもよると思いますが・・・
溶けたら面白いな
ですが、多分溶ける手前くらいで反応が終わりそうな気がします。
6時間あったらさすがに反応は終わりそうですからね。
カピカピになってそうです。
通常の時間放置するよりも明るくなるでしょう。
予想です。
さて、では・・・
美容師の自由研究スタート
では塗ります。
たっっっぷり塗って放置。
パンで言うところの寝かせるというやつです。
〜そして6時間後〜
さて、見てみましょう。
なんか・・・見たことない感じですね。。。
・・・
それでは開きます
・・・・
でん!!
おおぉ・・・・
完全に反応が終わっている感があります。
見えている髪はかなり明るそう。
持ってみると・・・
あ、溶けてはいなそうです。
原型はとどめていますね。
さて、洗ってみます。
ブリーチを6時間放置した髪がこちら
濡れている状態がこちらです。
なんか見ただけでテロテロ何が分かりますね。
が、かなり明るいです。
乾かしてみましょう。
・・・
ほぼ白です。
ペールイエローに近いのかな?
ですが、ブリーチ一回でここまで抜けることってないでしょう。
軟毛の髪ならまだしも、普通よりはちょっと太くて硬い髪です。
比べてみても・・・
かなり明るいですね。
当たり前ですが、触るとギッシギシです。
検証結果
ブリーチを塗って長時間(6時間)放置すると・・・
溶けないけどかなり明るくなる。
ただし、絶対にお勧めしません。
髪質やダメージによっては溶けるでしょう。
ダメ。絶対!!!
これは遊びです。
実験です。
絶対に人間の髪にやってはいけません。
僕は絶対に責任を持ちません。
フリではありませんのでw
また今後も自由研究という名の実験をしたいと思います。
ではまた。