黒染めって本当やっかいですよね。
そんなお話を聞いたことがあるでしょう。
黒染めするときは簡単なんです。
けど、いざ黒染めを落として明るくしたい!!って時は本当にやっかいです。
そんなやっかいな黒染めを落とす技術的なお話をサクサク書いていこうと思います。
すごい細かくは書かないようにしますが、
黒染めを落としたいな
って方は一応頭に入れておいてほしいことです。
そんな簡単に落とせないよ!ってお話です。
黒染め落としの方法は3つ!
ざっくり書きましょう。
黒染めを落とすには
- ブリーチ(脱色剤)を使う
- 普通のカラー剤を使う
- ブリーチと普通のカラーの間(脱染剤)を使う
の3種類があります。
ただし、黒染めする前にはこんなことに注意してください。
ブリーチ(脱色剤)を使う
まず黒染めを落とすというと思い浮かべるのがブリーチですよね。
黒染めしている部分のみにブリーチをして、金髪にしちゃいます。
それでも黒染めの場合は赤みが出やすいです。
その後に、普通のカラー剤でカラーする方法ですね。
一番痛むけど、一番綺麗に色が入ります。
ブリーチしなくても、ブリーチにシャンプーを入れて「ブリシャン」で色を抜くという荒技もあります。
その場合ももう一度色を入れます。
色を入れないと金ぽい感じなのでダサいです。
普通のカラー剤を使う
ブリーチを使わずに普通のカラー剤で明るくする方法。
この場合はダメージ少ないですが、やっぱり黒染めなので明るくなりづらいです。
単純に言うと
8トーンにしたい場合
黒染めしていない部分 8トーン
黒染めしている部分 13トーン
といった感じで塗り分けます。
普通のカラー剤のみで明るくするにはそこまで明るくできません。
ブリーチと普通のカラーの間(脱染剤)を使う
案外知られていないのが、この方法。
※美容師さんは知っています。
ブリーチじゃなく
普通のカラー剤でもない
染料だけを抜く薬剤
ブリーチよりは痛まないけど、多少痛みます。
これは染めていないところは明るくならないという優れもの。
根元5センチ以外は黒染めしている髪の毛に
根元から塗ったとしても
黒染めしたところのみが明るくなります。
ただし、明るくなると言っても黒染め前の明るさぐらいに戻るといった感じです。
黒染め前に12トーンあったとした、11トーンくらいになります。
赤みは残ります。。
その上にもう一度カラーをする感じです。
明るく見えるようにする方法
実はそれ以外にも明るく見えるようにする方法も。
ハイライトですね。
入れ方や量にもよりますが、明るく見えます。
できれば、全体的に明るくした上にハイライトを入れるといい感じになります。
黒染めを明るくするにはダメージが伴う
3つの方法+αでしたが、黒染めしていない髪よりも全てダメージが伴います。
ダメージ皆無で明るくすることなんてできませんからね。
長い目で見て少しづつ明るくしていくのが一番ダメージは少ないと思います。
と言うかできれば黒染めしないでいただきたい。。
今回ざっくり書いていますが、美容師さんはもっともっと細かく考えてカラーしています。
知識・経験をフルに使って黒染めを明るくしようとします。
時間もお金も期間もかかってしまいます。
できれば黒染めをしない。
黒染めじゃないけど、暗く見えるように。
みたいなカラーの方が明るくしやすいです。
ぜひ参考にしてください。