縮毛矯正しているけど、ブリーチしたい・・・
そんな思いをしている方が僕のブログに辿り着くようです。
ご連絡ありがとうございます。
最近2件ほど、似たようなご要望をLINEでご連絡いただきました。
この記事をご覧になったのでしょう。
この記事のこの髪・・・
ブリーチ1回にオンカラーしています。
髪質は柔らかめ。
縮毛矯正は以前僕がしています。
ぶっちゃけ、やろうと思えば縮毛矯正の髪にブリーチはできます。
ただし、デメリットもきちんと理解した上ですることをお勧めします。
縮毛矯正にブリーチするのは危険?
基本的に縮毛矯正にブリーチするのを勧める美容師さんはあまりいないでしょう。
なぜ?
縮毛矯正は強い薬剤を使っています。
で
高温のアイロンで髪を固めています。
ダメージが結構出ますよね。
しかも、その縮毛矯正したのが全て自分ならまだ安心ですが・・・
知らない人が縮毛矯正した髪にブリーチするのは怖いです。
- 薬剤の強さ
- 放置時間
- トリートメントなどの処理剤
- アイロンの温度・当てる時間・プレスの強さ
これらが縮毛矯正の伸びとダメージの基準になります。
で、自分じゃない人がした縮毛矯正・・・・
何も知らないですからね。
実際にどれくらいのダメージが出ているのかが詳しく分かりません。
別にダメージ気にしない!!
っていうならいいですが、そんなことないですよね?
縮毛矯正の髪にブリーチするデメリット
まずはダメージです。
縮毛矯正は強い薬剤
ブリーチも強い薬剤
できる限りダメージさせないように色々考えて施術しますが・・・
そりゃもちろん、通常のカラーよりもダメージしますよ。
どれだけ気をつけても通常のカラーより絶対にダメージします。
間違いありません。
ダメージレスとは言っても、0ではありません。
もちろん
担当させていただけるのであれば、精一杯ダメージしないように頑張ります!
なので、ご自宅でのケアも頑張ってください。
次に、希望の明るさにするのに何回ブリーチしなくてはいけないのか?
髪質と今までのカラーなどの履歴にもよりますが・・・
基本的に縮毛矯正している髪は明るくなりにくく、赤みが出やすいです。
髪質が硬い人や黒染めしている人は2回はブリーチする覚悟をしてください。
求めているイメージの明るさによっては2〜3回ブリーチしなければいけないかもしれません。
このような場合
髪質が硬く、縮毛矯正をしていて、仕上がりが白っぽいような場合・・・
ブリーチ2回は最低でもすると思います。
で、その後にカラー。
やっぱり痛んでしまいますよね
たわしみたいになったり、ボサボサに広がったりは大丈夫なはずです。
てか、実際に髪を見てみて、危険性があったら止めます。
全力で止めます。
なぜなら悲しむのはお客さん&僕なので。
そう、そこまで傷んでしまうのなら誰も幸せになりませんよね。
ダメージとともに退色もしやすくなります
当たり前ではありますが、
ブリーチした髪は色抜けしやすくなります。
黄色っぽくなりやすいということですね。
それを防ぐには、ご自宅でムラシャンをするなどの方法はあります。
※紫の染料が入ったシャンプー剤。黄色の補色で黄色を打ち消してくれる
どんな色を入れても抜けやすくなる。
けど
ブリーチでしか出ない色もある。
というメリット・デメリット。。
結局・・・
まぁ、いろいろ書きましたが・・・
やって欲しいと言われればできます。
がしかし、髪を見てブリーチしたらやばい!!って思ったら全力で止めます。
実際に見て、触ってみないとわかりません。
で、ブリーチのデメリットもしっかり説明します。
ブリーチしたらいい色出ますが、そこしか考えずに施術してボロボロの髪になってしまったら元も子もないですよね。
その上でブリーチしたいのであればしましょう!!
綺麗なカラーが出せるように頑張ります!!!
ぜひ参考にしてください。