ヘアカラーについて少し難しいかもしれないお話です。
カラーしたのに思った色にならない
そんなことってありますかね。
もしかしたら分かりづらいかもしれませんが、できるだけ分かりやすく書いていきます。
ヘアカラーの発色・染まりが悪い4つの理由
ざっくり分けると4つの原因があります。
- 美容師の技術・知識不足の問題
- ダメージレベルの問題
- 施術履歴の問題
- シリコンの問題
サクサクと書いていきましょう。
本当に詳しく書くと美容師にしかわからないので。
美容師の技術・知識不足の問題
あってはならないけど、あるかもしれない問題。
カラーする時って結構いろいろ考えるんです。
こういうことを。
カラー剤の調合だったり
塗る順番だったり
どこまでその薬剤で塗るか
何分時間をおくか
間違えると発色が悪かったり・染まりが悪かったりします。
ダメージレベルの問題
ダメージしている髪は退色が早いですよね。
けど、ダメージしている髪はカラーが入りやすいんです。
なので下手に染めてしまうとダメージ部分だけがめちゃ色が入っているってことになってしまいます。
そうならないように美容師が技術と知識を振り絞るわけですが・・・
明るさや色味によってはワザと発色とか染まりを悪くすることがあります。
じゃないとおかしなカラーになってしまうこともあるので。
施術履歴の問題
これは縮毛矯正とかデジタルパーマ、ブリーチなどの髪に負担が大きい施術履歴と黒染めという施術履歴がある場合ですね。
縮毛矯正・デジタルパーマをしている場合はカラーが「濁る」「沈む」という現象が起きやすいです。
ブリーチの場合はダメージレベルの問題のところに書きましたね。
黒染めの場合は染料が残ってしまうので明るくならない・赤みが出るということが起きます。
シリコンの問題
よく聞くお話ですね。
シリコンでがっつり何重にもコーティングされている髪の場合は発色や染まりが悪くなります。
逆に粗悪なシリコンでコーティングされていない髪の場合は発色や染まりがめちゃくちゃいいです。
びっくりするくらいに。
いろんな髪を見てきている美容師さんはわかると思いますが、自分の髪しか見てきていないお客様には伝わりにくいですよね。
対処法は?
なので対処法って言えるかわかりませんが・・・
美容師の技術・知識不足の問題
美容師さんを変えましょう。
ダメージレベルの問題
過度なダメージになる施術を避けましょう。
施術履歴の問題
しなきゃいけない時はその後のデメリットも理解してしましょう。
いつ、何をやったか覚えておきましょう。
シリコンの問題
市販のシャンプーなどは使わずにサロン専売品の中でもいいものを出来れば使いましょう。
難しいのが、この4つの問題・・・
対処したらすぐによくなるわけではありません。
蓄積されてきたものがありますからね。
対処してから徐々に良くなっていきます。
なのですぐに結果を求めてはいけません。
4つの理由を書きましたが、カラーが染まらないってことではありません。
ちゃんと染まるし・発色もします。
けど、もっと綺麗にカラーを楽しみたいって場合は色々と考えてみることをお勧めします。
ご参考までに。