美容師の商売道具
シザーと呼ばれるハサミ
1本
数万
十数万
数十万
といろいろですが。
やっぱり一番大事ですからね。
商売道具=相棒ですよ
相棒を丁寧に綺麗な最高の状態を保てないのに人の髪をできるのか?
という自論。
きちんとメンテナンスをしなくてはいけません。
メンテナンスを疎かにするのはプロとして良くないですよね。
ハサミのメンテナンスで切れ味が変わる?
当たり前ですが、ハサミは刃ですからね。
きちんと手入れをしていないと僕たちは違和感を感じてきます。
違和感とは
- 切れ味が悪くなる
- 髪が逃げる
- 開閉時に感覚がおかしくなる
- 開閉時に音がおかしくなる
って感じです。
使っているとベストな状態から徐々に悪くなってきます。
美容師は意外(?)と繊細な職業です。
上記の違和感を感じたまま使い続けると
- 枝毛
- 切れ毛
- スタイルのがたつき
- スピード低下
などなど悪影響が出てきます。
なので美容師はこそこそとハサミのお手入れをしているわけです。
美容師のハサミのメンテナンスって?
メンテナンスといってもいくつかあります。
- ハサミを研ぎに出す
- 油をさす
- 付着した髪を取る
ハサミを研ぎに出すのは最終手段ですね。
ちゃんとハサミ屋さんに出します。
自分では出来ません。
それ以外の2つに関しては定期的にしないとハサミをダメにしやすいです。
だいたい僕は週に2回ほど油をさしています。
・・・いや、少し違和感を感じたらいじっていますねw
こんな感じ。
ハサミに付着した髪を取った後
専用の油をさします。
何度か開閉していると滑りが良くなります。
同時に髪の毛が出てきます。
これ分かりますかね?
この矢印の髪の毛
こういうのが積もり積もって違和感になり、ハサミをダメにし、切った髪をダメにします。
しっかりと拭き取ります。
それ以外にもメンテナンスとして
- ネジを絞めたり緩めたり
- 返り刃と直したり
- 軽く研いだり
なんてことをしています。
ハサミ屋さんに軽く研ぎ方教わったのでめちゃ助かってます。
ハサミに誰の毛か分からない毛がついたままカットされるはイヤですよね
潔癖性ではありませんのであしからず。
道具はきちんと手入れをして、丁寧に扱わなくてはいけませんからね。
だってハサミ高いから!!
しかも、自分の手入れをしていないせいで切った髪がダメージするとか最悪でしかありません。
ボロボロのハサミで髪を切る美容師とか嫌でしょ。
綺麗にするはずが、よりダメージしたら嫌ですよ。
きちんとメンテナンスしているのでご安心ください。
なんなら切れ味良すぎて指も切っています。
指も切ってます!
・・・
・・・
指は切れないけど髪はめちゃくちゃ切れるハサミとか売ってないかな。。