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好きなカラーの色味が分かってきたら、その系統のカラーを積み重ねることがクオリティを上げる秘訣
よくお客さんにカラーをしていますが、大体2パターンの方がいます。
- 同系色(寒色or暖色)でずっと染め続ける
- 季節や気分によって寒色・暖色を変えて染める
どっちが悪いとかそんなお話ではありません。
大体の方は、ある程度カラーをしてくると好きなカラー・似合うカラーを意識し始めるので、同系色で染め出しますね。
逆にカラーで遊びたい・気分一新するために寒色・暖色を使い分ける方もいます。
どっちがいい・悪いとかじゃないですよ。
ただ、前回のカラーの色素が残っているので、
- 前回のカラーの色素を打ち消す
- 前回のカラーの色素を利用する
どちらがダメージも少なく、クオリティが上がるかというお話です。
同系色を積み重ねるカラー
こちらのお客さん(高校の友達)は基本的に暖色系を続けました。
んで、前回のカラーがこちら
ビフォア
この前に明るめのカッパー系にしているので褪色してきてもオレンジが強いですね。
んで、これをブラウンベースの暗めのカラーに。
アフター
だいぶ落ち着きましたよね。
さ、今回は2ヶ月の期間が空いてのご来店。
どうなったのか。
ビフォア
前回のカラー直後よりは落ちていますが、それでも落ち着いていますね。
ちなみに前回の褪色している髪と比べるとこんな感じ
褪色してきても全然違いますよね。
さて今回も暗めに。
すでにブラウンが残っているので、
アッシュとヴァイオレット・ピンクで更に落ち着いたカラーに。
アフター
会心の出来。
前回、今回と比べてみましょう。
クオリティが上がっていますね。
同系色でカラーを積み重ねることで、確実にカラーのクオリティは上がる
今回は暖色系でしたが、寒色系・外国人風のカラーも同じです。
前回のカラーの色素が髪には残っているので、同系色のカラーで染め続けると寒色系なら赤味がどんどん消えていきます。
1回のカラーである程度がんばることも出来ますが、髪にかかる負担が大きいです。
出来れば長期的なスパンでカラーを考えてあげることがダメージも少なく、クオリティも上がる秘訣になります。
ぜひお試しを。
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